2015年03月14日(土)
ロタウイルスとWhite Day [クリニック情報]
久しぶりにロタウイルス腸炎の大流行。
キットが足りなくなり、あわてて注文したら来週水曜日になるとのこと。そこを何とかとお願いして、サンプルをかき集めたり、ロタアデノのキットなら月曜日に届くということになった。まあ、検査しなくても便や症状をみれば一目瞭然なのだが....。
ノロに比べて、ロタのお子さんはとってもしんどそう。
経過も長く、脱水症状や低血糖になっている方も多いので、点滴をする機会がふえた。
特に土曜日は、点滴するお子さんが多く、救急外来の小児科という感じだった。
ただ、ロタウイルスワクチンの接種率が50%を越えているので、保育所で接種しているお子さんが多いところは流行をまぬがれる。
ただ、接種開始が2011年11月なので、今5歳ぐらいのお子さんは皆さん接種をしていない。
以前にもアップしたが、これがロタの典型的な経過。
すっかりよくなるのに1週間もかかり、またいったん嘔吐がましになってもまた嘔吐してしまう。
たった、一晩で重度の脱水になったり、脳炎や脳症などのこわい合併症もある。ロタワクチン接種開始できるのは生後14週と6日まで。
そのころは兄弟がいないと、ロタについて知らない方も多いが、ロタで脱水になったお子さんの表情をみていると、もっとお母さんたちにワクチン接種を勧奨しなくてはとあらためて思った。
それにしても土曜日の外来、何とか乗り越えることができた。
私もまだまだ頑張れるとあらためて実感。
そして、一生懸命協力してくれたスタッフに感謝。
お疲れ様でした。
来週も、宜しくね。
そして、土曜日はホワイトデー。
手作りのチョコのおかげで、今年もわらしべ長者。
美味しいものがいっぱい。
皆様本当にありがとうございました。
Posted by さかざきひろみ at 17時23分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2015年03月10日(火)
春物
3月というのに、とっても寒い。
今日は園医をしている保育園の健康診断。
4月からの入園児は13名。
いつもより少ない。保育園への入園はさらに難しくなっているらしい。
私が診察していると、他のお子さんたちがよってきてじっと見つめてくれる。こどもの目って、ほんとにキラキラして可愛い。たくさんの可愛い黒目に見つめられるとワクワクする。
いつものお店ですてきな春物を見つけた。
このブラウスとスカートの組み合わせ、とっても春っぽい。
このスカート、カットワークレースで、その上から花柄のペイントがされている。
ひと目で気に入ってしまった。
そして、お店の方が私にぴったりのトレンチが、と画像を見せてくれた。今お取り寄せ中。
夕方は加圧トレーニング。
今日は、新しいメニューが目白押し。息切れして脚がちぎれそうに痛い。それでも、終わったあとは達成感。
素敵な春物を着るためなら、まだまだ頑張れる。
Posted by さかざきひろみ at 19時51分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2015年03月08日(日)
卒業式
3/5は娘の卒業式。
あっという間の6年だが、とても感慨ぶかい。
私も着物で行こうと決めたのは前日。実家によったときに、素敵な帯たちがリビングに散乱していた。着物のことを知らない私がみても素敵。そんな話をしていたら母が着せてくれることになった。
当日朝、あっという間に30分ぐらいで着付け終了。
その後、母は15分ぐらいでさっさと自分で着物をきてしまった。あらためて母の才能にびっくり。
母娘3代でおべべを着ることなど、もうないかもしれないので良い記念になった。
今は、卒業証書ではなく学位記というよう。
卒業生101名。そのうち4割ぐらいが女の子で皆振り袖や袴。とっても綺麗であでやか。その姿を見ているだけでも楽しい。卒業式のとき母が横で「まあ、素敵。綺麗な着物。」「帯がすごいわねえ。」「これは辻が花よ。○○○万円。」
着物の格の解説つきだった。
卒業生答辞は6年間ずっと主席の女の子。
途中で、「とても良い仲間にめぐまれて、」の下りから、涙ぐみながら読んでいた。それに、もう会場皆がぐっときてあちこちですすり泣き。私も母も感動の涙。
ほんとにとっても感動的な卒業式やったなあ。
一目惚れした母の帯。娘の帯もとても素敵に結ばれている。
そして、式のあとは謝恩会会場のロイヤルへ。
娘のお色直し?
着物を脱ぎ捨て、ドレスへ大変身
謝恩会もとても華やか。
女の子は皆、素敵なドレス、ディズニープリンセスがいっぱい。皆、スタイルも良いのにびっくり。
謝恩会の途中、パパもなんとか間に合った。
めったにないスリーショット。
途中のビンゴ大会では、娘はディズニーランドのペアチケット、
私はラッシュのバスセットがあたった。
謝恩会では、沢山の娘のお友達、保護者の方とお話しすることができた。
彼女のまわりには素敵な仲間がいっぱい。
6年間のうち、後半2年半は一人ぐらしだった。
一番大変なときに私がそばにいることができなかったが、こんな素晴らし仲間に囲まれて、皆に助けてもらってこそ卒業できたのだなあと実感できた。
娘の長所は、お友達に恵まれていることだ。
皆さん、ほんとにありがとう。
そして、卒業おめでとう。
私にとって、とても幸せな1日。
ありがとう、百合ちゃん。
ちなみに、27年前の私の卒業式と謝恩会。
ちょっと笑える。
Posted by さかざきひろみ at 16時03分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
【 過去の記事へ 】