今年の日本小児科学会は、北海道札幌市で開催

お天気にとっても恵まれた。爽やかで心地よい。お昼間は半そででもOK。つい最近まで寒かったらしい。空気が澄んでいて、遠くの山の頂にはまだ雪がある。素敵な景色。
そして会場に着いたとたん、蘭子ちゃんと合流。

色々たくさんお勉強。
感染症、アレルギー疾患、小児がん、エピジェネティックス、さまざまな分野の勉強ができる。

そして、金曜夜は小児東洋医学会のセミナー。
「小児救急外来での漢方治療」
木曜夜の蘭子ちゃんのが聞けなかったのが残念。
セミナー前に小児東洋医学会の運営委員会があったのだが、なんと私が学会の運営委員に任命された。著名な偉い先生にまじって、びっくり。単なる平社員が役員になった気分。
蘭子ちゃんは理事なので、一緒で嬉しいけど、私が何かお役にたえるかどうか？少しでも小児漢方を広めるために頑張りたい。

セミナーのあとは、皆さんで宴会。
お料理もお酒も美味しい。偉い先生ばかりで、ちょっと緊張？したが、お酒を飲むと気持ちが大きくなる。漢方大好きな先生たちとあーだこーだと色々話をするのが楽しすぎる。ほかでは聞けないめっちゃためになる話。楽しかったわあ。

札幌の町はとても綺麗。あちこちに大好きなお花がいっぱい。ガーデニングの参考になる。満開の八重桜も素敵。そして、ライラックを初めて見た。いい香り。

満開の八重桜

咲き始めたライラック

学会会場には、日本小児東洋医学会のちらし。
何とか間に合った。ちょっと地味めのデザインやけど、こうやっておいてあるのを見ると嬉しい。

今日は、今からご馳走！
札幌グルメ編に続く。

今年は奈良100年会館で開催。10年前、ここの大ホールで踊ったことを思い出す。懐かしい。

実は、昨日までは、今年はさぼろうかと思っていた。だけど蘭子ちゃんが参加する予定で、また、面白そうな演題も教えてくれた。結局朝になって、学会行ってみよう！の気分に。

実際、参加してみると、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、さらに最近話題になったエンテロウイルスD68まで、実にたくさんのことを勉強させて頂いた。
アレルギー疾患はどんどん変わっていくのでしっかり勉強することが必要だと改めて実感した。
そして、企業展示では藤谷先生から、これががいいのよとたくさんの情報を教えて頂いた。コンパクトで、便利なNOの購入意欲がさらにましてしまった。

そして、学会の後は、蘭子ちゃんにナンパ？されて浄瑠璃寺に。

紅葉がまだ綺麗。私も蘭子ちゃんも今年初。
とてもいい感じで、自然が多くて、マイナスイオンいっぱい。阿弥陀如来さまにお祈りして、心も洗われる。

浄瑠璃寺で見つけたおみやげと、学会のコングレスバッグ。デザイン可愛い。

参加してほんまによかった。
蘭子ちゃんに会えたし、いっぱい勉強になった。紅葉のお寺で癒された。
連休の合間の素敵な1日。

外来小児科学会でのランチョンセミナー

「笑いの現場から学ぶ！最強医療コミュニケーション《なんでやねん力》」
吉本の芸人さん、しかも名前も聞いたことない方の話なんて、面白いんかなあと思いながら、皆がいくというのでついていった。
これが大正解。
１時間近く、会場は大爆笑。

コミュニケーションスキルアップのために
�@関根勤さんの笑い術（周りを楽しませてひきつける）
�Aサバンナの高橋さんの相槌術（ほんまですか-と相槌をうついことで、話し手の心をつかむ）
�B千原ジュニアさんの共通術（相手との共通点をさがし、共感、協同して相手の心をつかむ）
が大切らしい。
そのひとつひとつを会場の全員で実演。

そして、仕事の本質である《なんでやねん力》とは、物事を紐解く力のこと。
日常生活で起こる全てのことに対して常に「なんでやねん」と問うことで、そのあらゆる問題を解決して、それを繰り返すことで成功率を高めることができる。芸人さんでは鶴瓶さんが、このなんでやねん力が高いそう。

WMcommomsさんの、話し方のテンポが、とってもいい。お腹がよじれるぐらい笑ったし、とても心惹かれる講演やった。

先日の笑いヨガといい、今回の講演といい医療に笑い、また生きていくうえで笑いはとっても大切だと改めて実感した。
思いっきり笑うと元気になる。笑いの力はすごい。

外来では真剣なお話をすることも多い。
だけど、やはりお子さんやママたちにも是非とも笑ってほしいと思う。
大声で笑ってもらえると私も幸せになる。
そんな笑顔の絶えない診療を目指したい。