2019年05月09日(木)
査定
なんだか4月から、メーカー共催や主催の講演内容が厳しくなったらしい。
適応外使用や、めっちゃ効くとかそんな言葉がだめとのこと。
主人が企画した講演会で、とっても有名な先生を予定してたのだけど、講演内容が適応外使用だったので、メーカーからその講演自体が却下。
別の講師の先生をさがさなあかんと嘆いていた。
私も漢方薬の講演会を色々させて頂いている。
さっそく5月の金沢講演のスライド内容の査定。
まあ、私の漢方薬のお子さんへの飲ませ方自体が、邪道?なので、それは仕方ないと思っていた。
しかし、それ以外も
@漢方薬をお湯でとかすというのはダメ。
添付文書にはお湯で溶かすと書いていないかららしい。
A飲むのは、食前食間だけOK、いつでも飲みたいときに飲んでねはダメ。
Bもちろん、クッキー、ハンバーグ、ホットケーキはダメ。
C熱があるときの麻黄湯、解熱するまで3時間おきはダメ。
D即効性はダメで速効性はOK
E鼻閉にめっちゃきく越婢加朮湯は保険適応病名でないのでダメ。
Fもちろん五苓散坐薬は絶対あかん。
G五苓散をお湯にとかしてちびちび飲むという、太田黒法もダメ
H口内炎の桔梗湯もダメ。
I反復性中耳炎の十全大補湯もダメ
J小建中湯が心のトラブルによいというのもダメ
K甘麦大棗湯に情緒安定作用があるというのもダメ。
保険適応病名の夜泣きとひきつけだけならOK
L緊張性頭痛の柴胡桂枝湯もダメ
などなど。
基本的に茶色の手帳に乗っている効能効果以外はだめ。
それやったら、茶色の手帳を読み上げるだけが正解になる。
ちょっとしたコツとかが面白いんやけど....。
でも、今回のことで、だいだいどんなのがダメかわかった。
目指せ!査定なしのスライド。
大人しく言うこと聞いといて、当日爆弾をおとすか。
いえいえ私、優等生だもの。
そんなことは決して致しません??
Posted by さかざきひろみ at 19時56分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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