2019年07月30日(火)
○○の先生 [クリニック情報]
小さいお子さんたちは、色々な名前で私を呼んでくれる。
ぴんくの先生、くまの先生、くーちゃん先生など。
もちろん、さかざき先生と呼べるお子さんもいる。
便秘でずーっと通院してくれる4才のAくん。
お野菜が嫌いで全く食べなかったけど、しょっちゅう私が「お野菜食べる子偉いで〜。ママのつくったもの食べてあげて。ママ喜ぶよ」とお話ししてたら、
「お野菜食べたで。ほうれん草食べたで」と教えてくれる。
便秘もなかなかうまくいかず、クリニックで浣腸することもたびたび。その都度、辛くて大泣きしていた。「たまっているのださないとおなかが苦しくなるよ。うんこちゃんでたら、めっちゃ偉い!」と励ましていた。
嫌いなお薬も一生懸命飲んでくれて、便もだんだんでるようになってきた。それを報告してくれるたびに、可愛くてたくさん褒めてあげた。
便秘は辛く、便をすること自体が痛い。
だからお子さんは我慢して、また便秘のくりかえし。
おしっこはトイレでできるけど、便秘がひどい子は便だけはいつまでもおむつ。
便秘治療で、楽に便がでると、最後にはトイレでできるようになる。そこまでいくとゴール。
Aくんも今では、普通にトイレにいける。
園でも、楽しくトイレにいけるとのこと。
そして、彼は私のことを「うんこの先生」と呼んでくれる。便がでると、うんこの先生に、でたよと言っといてねとママに言っていたらしい。
お母さんは、すみませんと言ってたけど、ほんとに可愛くて面白い。私が便秘治療の大切さを必死にママに話してたのを聞いてくれてたのね。便秘治って、楽に便がでるようになって、ほんとによかったね。
Posted by さかざきひろみ at 20時10分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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