2024年02月29日(木)
丸くてつるっとしたものに注意
また、子どもの窒息事故。
小学1年生の男子がウズラの卵をのどにつまらせて、亡くなられた。
ほんとに、悲しい事故。
以前大阪市でもウズラの卵で窒息したお子さんがいた。
気をつけていたら防げる事故だったのではないかと思う。
2014〜19年の6年間で、食品を誤えんして窒息したことにより、14歳以下の80人ものお子さんが死亡している。
そのうち5歳以下は73人。
さらに、保育園や小学校での給食で、ミニトマトやブドウ、パンなどが原因の窒息事故が毎年あるらしい。
また、0−3歳の小さいお子さんは、食品だけでなく、おもちゃ、文房具や硬貨、ボタンなど家庭のなかの様々なものが原因となることも多い。
お子さんを窒息事故から守るために、
1)食べやすい大きさにする。
2)しっかりよく噛んで食べることがとても大切。
最近はあまり食べ物を噛まないお子さんが増えている。
噛むことの大切さをぜひお子さんたちに教えてほしい。
3)丸くてつるっとしたもの(ミニトマトやブドウ、うずらの卵、サクランボ、球状のチーズ、こんにゃく、あめなど)を丸ごと食べさせない。
4)硬くて噛みくだく必要のある食品(豆やナッツ類など)を5歳以下の子どもには食べさせない。5歳以上でも注意して食べる。
5)姿勢を正しくして、集中して食べる。
テレビやスマホを見ながら食べるということは、色々な意味でやめたほうがよい。走りながら食べるのもとても危険。
6)小さいお子さんの手のとどくところに、飲み込みそうな小さいなおもちゃなどはおかない。
日本小児科学会のHPに、「食品による窒息 子どもを守るためにできること」というサイトがある。
とても詳しくアップされているので、ぜひ参考にしていただけたらと思う。
さらに、そして、万が一食べものが詰まったときのために、応急手当を覚えておくことも大切。
また消費者庁からわかりやすい動画が公開されている。
【消費者安全調査委員会】窒息事故から子どもを守る!
Posted by さかざきひろみ at 18時27分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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