2025年06月17日(火)
宣伝 [漢方薬]
先週金曜日夜に、漢方jpにて第8回日本小児漢方懇話会フォーラムの宣伝。
森蘭子先生と今回の思春期シンポジウムのシンポジストの先生、
東邦大学医療センター大森病院 東洋医学科の千葉 浩輝 先生、
きりんカームクリニック 院長の尾崎 裕彦 先生、
鶴岡市立荘内病院小児外科、鶴岡市病院事業管理者の 八木 実 先生も参加してくださった。
ライブ配信の内容はこちらから。
宣伝はもちろん、ライブの中で、漢方薬の深い話。
とても勉強になった。
今回は思春期がテーマ。
現地以外にもライブ配信、オンデマンド配信もある。
ぜひ多くの先生方のご参加をお待ちしています!
参加登録はこちらから
http://www.konwa-kids.com/forum/
Posted by さかざきひろみ at 18時28分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2025年05月25日(日)
柴胡(さいこ) [漢方薬]
昨日は、千福先生の漢方の勉強会。
柴胡(さいこ)という生薬のお話。
古典やら臨床、または学術的な話などたくさんだった。
柴胡はほんとに不思議な生薬で、感染症にもメンタルの不調にも効果を発揮する。
柴胡はミシマサイコの根っこ。主な主成分はサイコサポニン。
東洋医学でいう肝に働く。
西洋医学の肝とは違って、東洋医学の肝は、
感情のコントロール、自律神経の調節、精神安定を司っているところでもある。
胸がさわぐ、胸が詰まって苦しい症状を緩和してくれる。
例えば、気管に痰があって苦しいとき、
喘息で、呼吸が苦しいとき、
ストレスで胸が苦しいとき。
柴胡を含む代表的な漢方薬は以下のとおり。
柴胡と黄芩を含むものが、柴胡剤。
しかし他にも柴胡を含む漢方薬もある。
メンタルの不調によく処方する抑肝散、加味逍遙散、加味帰脾湯にも含まれるし、倦怠感に処方する補中益気湯にも含まれる。
これは、柴胡剤の主な効能。
すべて◎なのが、柴胡桂枝湯。
この薬は、風邪にもよく処方するし、またメンタルの不調にもよく処方される。
これ以外にも、B乙字湯、E十味敗毒湯、50荊芥連翹湯、73柴陥湯、80柴胡清肝湯、83抑肝散加陳皮半夏、85神秘湯、91竹筎温胆湯、92滋陰至宝湯、96柴朴湯、109小柴胡湯加桔梗石膏、114柴苓湯
ほんとにたくさん。
Posted by さかざきひろみ at 16時36分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2025年04月03日(木)
舌痛症 [漢方薬]
舌痛症はなかなか治らなくて難しい。
これは、舌に痛みを感じる疾患で、口腔内灼熱症候群(バーニングマウス症候群)とも言われる。
舌の痛みはピリピリ、ひりひり、ちくちく、焼けるような痛みなど、さまざまで、舌の見た目は特に異常がないことが多い。
原因もはっきりしたものがないが、特に女性の場合は更年期前後におこりやすいと言われている。
ストレスが原因ともいわれている。
西洋医学的には、鎮痛剤や抗精神薬、認知行動療法など。
鉄欠乏貧血や亜鉛欠乏が関与している時は、その補充。
東洋医学的には炎症が強いときは熱をさます薬、乾燥して潤いが足りないときは潤す漢方薬を処方する。
㉞白虎加人参湯:舌の熱をさます。
㉙麦門冬湯:舌の乾燥があるときに、潤す。
M半夏厚朴湯:痛いという不安からさらに痛みが悪化するとき、喉の閉そく感があるとき
K柴胡加竜骨牡蠣湯 不安とイライラをおさえる。口の中が苦いときは柴胡がはいったものがいい。
110立効散:痛みをとる麻酔効果がある。どちらかというと対症療法だけど、以前これでましになった方がいた。
先日のカンファレンスでは様々な意見がでた。
麦門冬湯+桔梗石膏(潤しながら熱をさます)
抑肝散加陳皮半夏(ストレス緩和)
加味帰脾湯(新見先生がよく使う処方)
若い人には加味逍遙散、高齢者には人参養栄湯(若い人は熱をさましたほうがよく、高齢者は潤したほうがよいとのこと)
これが効くというのは、なかなかないけれど、漢方薬は人によって症状や体質に合わせて処方できてたくさんの選択肢がある。
奥が深い。
Posted by さかざきひろみ at 19時04分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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