2025年05月29日(木)
スマホ老眼
スマホの長時間使用で、視力低下がおこりやすい。
現在2022年の調査では、視力1.0未満は、小学校で約38%、中学校で約61%、高等学校で約72%にもなる。
それ以外にも、スマホ老眼やスマホ白内障のリスクもある。
ふつうの「老眼」とは、加齢によって目のピント調節機能が悪くなり調節幅が狭くなる。
「スマホ老眼」は、一時的なものが多いが、スマホの画面を近くで見ることで眼の筋肉が緊張し続ける。
それによって、ピント調節機能が老眼と同様に働かなくなる。
繰り返し起こるうちに症状が重症化し、強い眼精疲労や頭痛につながる可能性もある。
またスマホ老眼の人は、角膜が傷ついている可能性もあるそう。
また、スマホ白内障もある。
白内障は普通は60歳以降におこるのだが、最近は若い世代にも増えているそう。
両方の目ではなく、片方の目に起こるのが特徴。
スマホをよく使う人で片眼性の白内障が増えている
しかも、若い人の白内障は急激に進行する。
見えづらくなって受診されて、「手術を考えましょう」と言っている1〜2週間のうちに、レンズが真っ白になってしまい、緊急手術を受けなくてはいけない患者さんも時々いるとのこと。
いずれにしろ長時間のスマホ視聴は要注意!
1日1時間以内が理想。
さらに、定期的に遠くを見るようにし、目の緊張をほぐすことが大切。
だけど、
現在スマホの視聴時間は、小学生226分、中学生で282分、高校生374分とのこと。
なかなか、難しい。
まごっぴが作ってくれたブロック
左から、婆、まごっぴ、爺らしい。
「婆はピンクが好きやから、ピンク色にしたよ」
Posted by さかざきひろみ at 18時42分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2025年05月27日(火)
色とりどり [おうち]
夏のお花はカラフル。
ガーデニング第2弾。
百日草とペンタス。
きっと熱い夏も頑張って咲いてくれる。
ハーブのコーナーには、ラベンダー、ローズマリー、ミント、ユーカリ。
今は百合やバラツツジも綺麗。
ただ、虫さんも元気。
土の中にはミミズがたくさん。
お庭の手入れをしているとあちこち虫刺され。
Posted by さかざきひろみ at 17時47分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2025年05月25日(日)
柴胡(さいこ) [漢方薬]
昨日は、千福先生の漢方の勉強会。
柴胡(さいこ)という生薬のお話。
古典やら臨床、または学術的な話などたくさんだった。
柴胡はほんとに不思議な生薬で、感染症にもメンタルの不調にも効果を発揮する。
柴胡はミシマサイコの根っこ。主な主成分はサイコサポニン。
東洋医学でいう肝に働く。
西洋医学の肝とは違って、東洋医学の肝は、
感情のコントロール、自律神経の調節、精神安定を司っているところでもある。
胸がさわぐ、胸が詰まって苦しい症状を緩和してくれる。
例えば、気管に痰があって苦しいとき、
喘息で、呼吸が苦しいとき、
ストレスで胸が苦しいとき。
柴胡を含む代表的な漢方薬は以下のとおり。
柴胡と黄芩を含むものが、柴胡剤。
しかし他にも柴胡を含む漢方薬もある。
メンタルの不調によく処方する抑肝散、加味逍遙散、加味帰脾湯にも含まれるし、倦怠感に処方する補中益気湯にも含まれる。
これは、柴胡剤の主な効能。
すべて◎なのが、柴胡桂枝湯。
この薬は、風邪にもよく処方するし、またメンタルの不調にもよく処方される。
これ以外にも、B乙字湯、E十味敗毒湯、50荊芥連翹湯、73柴陥湯、80柴胡清肝湯、83抑肝散加陳皮半夏、85神秘湯、91竹筎温胆湯、92滋陰至宝湯、96柴朴湯、109小柴胡湯加桔梗石膏、114柴苓湯
ほんとにたくさん。
Posted by さかざきひろみ at 16時36分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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