2025年06月03日(火)
時計
当院で、20年もの間待合にあった時計。
定時になると音楽が鳴って、動く。
それを楽しみにしていてくれたお子さんも多い。
だけど、とうとう時間が合わなくなってしまった。
同じ時計はもう売っていない。
ネットで検索して、ディズニーの時計に。
これも、定時になると音楽がなって、ミッキーさんが動く。
キティちゃん時計、長い間お疲れ様。
ミッキー時計、これから頑張ってね。
外来では、リンゴ病、溶連菌感染症が増えてきた。
百日咳はそれほどでもない。
1−3歳ぐらいで、高熱が続くお子さんが増えている。
インフルエンザ、新型コロナ、RS、アデノ、ヒトメタでもない。
血液検査も悪くなく、おそらくウイルス性疾患。
大抵は5日ぐらいで、解熱するが、さらに続く場合もある。
途中から咳もひどくなるので、パラインフルエンザか。
入院されたケースでウイルス検索したお子さんはライノウイルスやパラインフルエンザウイルスだった。
どちらにしろ、ウイルスが原因なので、有効な治療法はなく、
対症療法になる。
高熱でも食欲が落ちずに水分がとれていればなんとか乗り切れる。
だけど、咳で夜がねむれなくなったり、水分摂取がうまくいかなくなってしまう場合は入院が必要なケースもある。
今日は急に気温が下がった。明日はまた暑くなるそう。
体調を崩しやすいこの時期、睡眠と食事が一番大切。
Posted by さかざきひろみ at 18時55分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2025年06月01日(日)
週末は
昨日は奈良県小児科医会での講演会。
場所は大和八木。
とても遠いイメージだったが、難波から特急で30分。
車窓からは大和の山々が見える。
講演会場の奈良県医師会館は駅から歩いてすぐ。
とても新しくて綺麗な会場だった。
今回のテーマは「こども漢方入門〜西洋薬で困ったときに〜」
小児科の先生に対してで、お勧めの10処方について解説した。
質問もたくさんいただいた。
講演後に質問をもらうと、とても嬉しい。
この時間が一番好きかもしれない。
皆さま、漢方薬を好きになって頂けただろうか。
そして講演終了後は、再びアーバンライナーで大阪へ。
クリニックにもどって着替えてから、大急ぎで西区医師会の懇親会へ。
場所はリーガロイヤルホテル。
開業して20年で、今まで3回ぐらいしか出席していない。
だけど、今回は主人が新入会したのでご挨拶をかねて出席した。
西区の小児科や耳鼻科の先生方とたくさんお話できた。
実際にお会いしてお話するのは、とても楽しい。
色んな情報交換ができる。
講演会からのはしごになるし、出席について迷っていたけど、行ってよかった。
Posted by さかざきひろみ at 17時54分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2025年05月29日(木)
スマホ老眼
スマホの長時間使用で、視力低下がおこりやすい。
現在2022年の調査では、視力1.0未満は、小学校で約38%、中学校で約61%、高等学校で約72%にもなる。
それ以外にも、スマホ老眼やスマホ白内障のリスクもある。
ふつうの「老眼」とは、加齢によって目のピント調節機能が悪くなり調節幅が狭くなる。
「スマホ老眼」は、一時的なものが多いが、スマホの画面を近くで見ることで眼の筋肉が緊張し続ける。
それによって、ピント調節機能が老眼と同様に働かなくなる。
繰り返し起こるうちに症状が重症化し、強い眼精疲労や頭痛につながる可能性もある。
またスマホ老眼の人は、角膜が傷ついている可能性もあるそう。
また、スマホ白内障もある。
白内障は普通は60歳以降におこるのだが、最近は若い世代にも増えているそう。
両方の目ではなく、片方の目に起こるのが特徴。
スマホをよく使う人で片眼性の白内障が増えている
しかも、若い人の白内障は急激に進行する。
見えづらくなって受診されて、「手術を考えましょう」と言っている1〜2週間のうちに、レンズが真っ白になってしまい、緊急手術を受けなくてはいけない患者さんも時々いるとのこと。
いずれにしろ長時間のスマホ視聴は要注意!
1日1時間以内が理想。
さらに、定期的に遠くを見るようにし、目の緊張をほぐすことが大切。
だけど、
現在スマホの視聴時間は、小学生226分、中学生で282分、高校生374分とのこと。
なかなか、難しい。
まごっぴが作ってくれたブロック
左から、婆、まごっぴ、爺らしい。
「婆はピンクが好きやから、ピンク色にしたよ」
Posted by さかざきひろみ at 18時42分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
【 過去の記事へ 】