2024年05月16日(木)
「XとYの法則」
先日の小児科学会のランチョンセミナーで、お話されていた田村節子先生。
臨床心理士の先生で、お話がとても面白かった。
印象に残ったのは承認する5つのレベルの話。
@結果承認(できたことを認める)
Aプロセス承認(やろうと努力していることを認める)
B行動承認(できてなくても、よかった行動を認める)
C意識承認(これからやろうとしていることを認める)
D存在承認(ただ存在していること認める)
こうやって、お子さんの色々な行動を認めてほめてあげることはとてもよいと思う。
アマゾンで調べてみたら、たくさん本を執筆されていた。
今回この2冊を購入してみた。
親と子が幸せになる「XとYの法則」
子どもにクソババアと言われたら
幸せになるXの法則は、
子どもが大きくなっていくと、親が子どものために使う力はだんだん減っていく。
逆に、子どもは自分でできる力が育ち、
親と子の戦が交わる。そこが第2反抗期。
親にとって、子どもに反抗されるのは辛いけど、それは子どもが順調に成長して自立してきたことを示して、子育て成功のサイン。
Xの法則になるためには、次の5つ。
話を聞く
やることを見守る
ほめる
ふれあう
よさを理解する
幸せが遠くなるYの法則は、
交わるところがなくて、いつまでも親の力が強い場合。
子どもへの愛情から、ずっと親が力を発揮している。
そのため親と子の線が交わらずに、途中から平行になって、Yを横にした形になってしまう。
Yの法則になる落とし穴は、
口のだしすぎ
手のだしすぎ
あたえすぎ
期待のかけすぎ
きびしすぎ
でもYでもいつでも軌道修正できるので大丈夫。
田村先生いわく、「クソババア」は、子育て大成功の証とのこと。
「思春期語自動翻訳機」によると「私を信じて下さい」と翻訳できるそう。
先日、あるママから、「この子、私が話かけても無視して、ほんとにショックで」と言われた。
中学1年生のお子さん。
「ママ、それが成長だよ。○○くんの自立の一歩なの。成長したねと褒めてあげて」とお話した。
Posted by さかざきひろみ at 19時34分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2024年05月14日(火)
51番潤腸湯 [漢方製剤]
じゅんちょうとう。
虚弱タイプ、高齢者の便秘に処方される。
麻子仁丸(ましにんがん)とちょっと似ている。
潤腸湯は、麻子仁丸より大黄や麻子仁の量が少な目。
下剤作用としては、マイルド。
ただ、桃仁や当帰も含まれるので、血の巡りを改善する交換もある。
便秘になりやすい根本にある、うるおい不足も同時に治すことも目標としている。
ただ、黄芩も含まれるので、肝機能障害に注意しないといけない。
高齢者の便秘のファーストチョイスはやはり麻子仁丸かなと思う。それで、いまいちのときに潤腸湯の出番があるようなイメージ。
Posted by さかざきひろみ at 18時34分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2024年05月12日(日)
今日は [おうち]
午前中に夏のガーデニング第1弾。
コーナンにはたくさんのお花。
どれにしようか選ぶのは楽しい。
サフィニアは可愛いのだけど、いつも育ちが悪いので、あきらめる。
でも、夏のお花の種類がまた少ない。
ポーラチュカやベゴニアは見当たらない。
だけど、とりあえず第一弾を購入。
ガーデニングは、手も足も土まみれ。
ミミズさんやだんご虫さんにも出会う。
お花は、ゼラニウム、日日草、ジニアなどなど。
夏色のビタミンカラーが可愛い。
母の好きなアジサイも購入。
そして、午後からは小児東洋医学会のWEBセミナー
やん先生のは、中医学でなかなか難しいが、なるほどと思えるところもたくさん。
蘭子先生のは、わかりやすくて、とっても勉強になった。
私は、6/1-2に東洋医学会総会で発表が3つ。
頑張って準備しなくては.....。
あと、6月からの診療報酬改定の色々とも格闘。
Posted by さかざきひろみ at 19時15分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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