2024年07月06日(土)
いよいよ。
まだ梅雨なのに、大阪では猛暑。
クリニックに来るお子さんもママも汗だく。
そんな中、外来では、インフルエンザA。
一過性かなと思ってたが、少しずつ広がっている。
一番流行っていた手足口病とをぬいてしまいそう。
さらに、新型コロナが流行しているところも増えている。
あとは、マイコプラズマと、下火だったRSウイルスも再び。
猛暑なのに、冬の感染症みたい。
そして、いよいよ明日は懇話会。
参加登録される方がどんどん増えてとても嬉しい。
今日は、新幹線がストップ。
静岡あたりで停電しているらしい。
蘭子ちゃんは、すばやく飛行機に切り替え大阪にきてくれた。すばやい判断。
今日のハルカス。お天気がよく。
前日準備の前に、鱧&フグ。
明日のために、パワーアップ。
頑張ろう!
Posted by さかざきひろみ at 21時30分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2024年07月04日(木)
55番 麻杏甘石湯 [漢方製剤]
まきょうかんせきとう。
保険適応病名は小児ぜんそく、気管支喘息。
したがって、気管支炎とか上気道炎では保険が通らない可能性があるので要注意。
麻黄湯にとてもよく似ているが、麻黄湯の桂皮が石膏に変わっている。
麻黄+桂皮は汗をかかせて、解熱効果
麻黄+石膏は、解熱効果と汗を止める作用。
麻黄+杏仁は咳を止める作用もある。
また石膏は、清熱作用が一番強い生薬。
熱が高いときには、より一層効果があるかも。
私がよく処方するのは、麻杏甘石湯+桑白皮の95番五虎湯。
こちらの方が、抗炎症作用が強く、また喘息でなくても咳という病名があれば保険適応となる。
そして、何といっても五虎湯には錠剤があるから便利。
Posted by さかざきひろみ at 19時11分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2024年07月02日(火)
思ったより
子どもの睡眠時間、実は必要な時間は思ったより長い。
アメリカの国立睡眠財団の発表する、年齢別で必要な睡眠時間は以下のとおり。
実は小学生でも10時間、中学生でも9時間必要ということになる。
3歳の時点で、寝る時間が遅い子は、小学生になっても寝る時間が遅い傾向にある。
下記の質問で、当てはまる数が多いほど、子どもの生活リズム・睡眠習慣が乱れている可能性が高いと言われている。
□ 痩せすぎ、または太りすぎの体型である
□ 朝は、8時過ぎに起きる
□ 起きる時刻が毎日バラバラ、または、2時間以上ずれることがある
□ 朝は、誰かに起こされないと起きてこない
□ 朝ごはんを抜くことが多い
□ 午前中に疲れている、元気がない
□ 昼間いつも眠くなる
□ テレビやゲームの時間が毎日1時間以上ある
□ ちょっとしたことでイライラする
□ 気分が落ち込むことがよくある
□ 眠る前に夜食を食べることが多い
□ 眠る時刻が夜10時以降である
□ 寝つきが悪い
睡眠文化研究所 『子どもを伸ばす「眠り」の力』より
睡眠が足りないと、心・身体・学力の3つの面で様々な悪影響がでやすい。大きくなって、いきなり早く寝なさいといってもなかなか難しい。
小さいころから早寝の習慣がとても大切。
それには、おとなが早く寝るということが必要。
仕事もあるかもしれないけれど、まずはお子さんと一緒に早くねて、朝にお仕事をするなど工夫することも大切かと思う。
早寝早起き朝ごはん、簡単なようで、一番難しい。
Posted by さかざきひろみ at 19時40分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
【 過去の記事へ 】