2020年11月15日(日)
忘れないでね [クリニック情報]
当院でのインフルエンザワクチンの1回目は、11/28(金)まで。
時間は限定されるけどあと少しならまだ予約ができる。
もしご希望されているならできれば早めに。
ワクチン接種のときに、母子手帳は必須。
あと定期接種の場合は、大阪市では予防接種手帳も必要。
でもどうして忘れてしまう場合がある。
そんな場合は、申し訳ないのだけど、取りに帰ってもらっている。
せっかく来たのに、そのぐらい融通してよというお気持ちもよくわかる。
だけど、母子手帳にちゃんと記載していないと、引っ越ししたり別のクリニックに行ったとき、接種しているかどうかがわからず、2重に接種してしまうこともある。
また予防接種手帳は問診票より、ママの手元にのこる上の部分が大切。万が一母子手帳をなくしてしまったとき、そこに記録が残っている。
それと1歳になって、まだMRワクチン未接種なのに、インフルエンザワクチンのみ予約されていることもある。
そんな場合、母子手帳に加えて、予防接種手帳もお持ちなら、その場で一緒に接種、できれば水痘、ムンプスワクチンなどの同時接種をおすすめしている。
しかし、手帳がなければ接種できない。
ワクチン接種の場合は母子手帳と予防接種手帳を必ず持参してくださいね。
特に母子手帳があれば、今までの身長体重の経過もわかるし、また接種し忘れているワクチンもすぐにわかる。
かぜなどで受診されるときも、母子手帳を持ってきて頂けたらと思う。
孫っぴも、昨日2回目のインフルエンザワクチン。
接種が終わって、お庭を見つめてたそがれていた。
Posted by さかざきひろみ at 06時12分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2020年11月14日(土)
1年
今日は、父の1周忌法要。
お天気もよく温かい。
あっという間に1年。
ほんとにこの1年は世の中が大きくかわった。
もし、今なら施設に入った父にも面会できなかった。
肺炎にもなったし、病院にも行けなかったにも違いない。
今日は、孫っぴもお参り。
お坊様の真似をして、木魚をたたいていた。
お経の本も興味しんしん。
お坊様がお経を読んでいるときに、一緒にずっとお話ししてくれる。
彼もお経を読んでいるのだろうか?
彼と生前には実際に会うことはできなかった。
でも、一生懸命父の写真をみてお話ししてくれる。
そんな、孫っぴをみて母は嬉しそう。
Posted by さかざきひろみ at 20時58分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2020年11月12日(木)
1年で10kg??
インフルエンザワクチンシーズン、久しぶりに会うお子さんたちも多い。
「1年ぶり〜大きくなったね」と束の間の楽しい会話。
だが、中にはめちゃくちゃ太ってしまっているお子さんも多い。
1年で10kg以上増えているお子さん達が実はたくさんいるのだ。
コロナの自粛期間の影響も強い。ぽちゃっとするぐらいならいいのだが、お子さんなのに、お腹がつかめるやん。ズボンの上にお腹の肉が乗っている。
中年のおじさん化??してしまっている....。
先日は6歳なのに腹囲72cm.
間違い?と思って、再計測したがやはり72CMだった。
腹囲が身長の1/2以上になっているのは、かなり問題。
しかし、そんなお子さんが多い。
私は以前、9歳で脂肪肝、11歳で糖尿病を発症してしまったお子さんを経験している。
この発症は早いけど、9歳ぐらいで高度の肥満があれば、10年後に生活習慣病を発症する可能性は高い。普通大人は30代から太りだして40代で生活習慣病を発症してしまう。これが、低年齢化している。
私からママに注意を呼びかけることもあるけれど、
もし、肥満が気になるのならぜひ相談してほしい。
放置していると、高血圧、2型糖尿病、脂肪肝、高脂血症、高尿酸血症などのリスクがあがる。家族歴があるときは特に要注意。
摂取エネルギーや栄養バランスが必ず乱れていて以下の3つの傾向がある。
@ご飯、パン、うどん、甘いものが大好き(糖質過剰)
A間食、ジュース多すぎ(糖質、脂質過剰)
Bおかずを山ほどたべる(脂質過剰)
糖質過剰の場合は、太っているのに鉄欠乏貧血ということも多い。栄養バランスはめっちゃ大切。
どうしたらよいのかが難しいけど、少し注意してみてほしい。
@毎日体重を計測
A菓子パン、スナック菓子、ジュースは絶対だめ。
ジュースには角砂糖が8-13個も入っている。もちろん野菜ジュースもだめ。
どうしてもなら、お誕生日とクリスマスだけにする。
どのぐらい角砂糖が入っているかわかる「サトウさん」というアプリもあるそう。
とにかく、普段は絶対お家に買い置きしないように。
Bご飯のおかわりをしたいなら、20分たってから。
たいてい皆さん食べるのがとても早い。かまずに食べていることが多いので、しっかりかむこと。
C食物繊維が足りないことが多い。野菜、きのこ、海藻などの種類をふやす
D運動嫌い、動きたくない場合は、日常生活でも活動量をアップさせる。
ウオーキング、家事の手伝い、座っている時間をできるだけ減らす。できたら、ややきついと感じる運動20-30分を最低週2-3回。
E食物繊維が不足していることが多いので、野菜、キノコ、海藻などの種類を増やす。
タンパク質はできるだけ脂の少ないものを選ぶ。鶏のむね肉やささみが最良。
あと、食べずに痩せるのは一番よくない。
身体が飢餓になれてしまって、あとで普通に食べるときはより太りやすくなるので要注意。
朝食ぬきや、睡眠不足もよくない。
大人の生活習慣病が増えている。
やっぱり小さいときからの食習慣が一番大切。
Posted by さかざきひろみ at 15時14分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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