2020年11月10日(火)
漢方戸棚 [漢方薬]
以前は、漢方薬は、大きな箱や引き出しの中に入れて常備していた。
だけど、すぐぐちゃぐちゃになって、どこに何があるか、どれがどのぐらい残っているか全然わからん。なかなか整理整頓が難しかった。
ところが最近はアイランドキッチンの下のところにすべて保存。
このあたりは、いつも孫っぴが徘徊している。
彼は、まだここを開けたことがない。
扉をあけると
エキス剤の小箱に入れて、整理整頓。
どこに何番があるかすぐにわかる。
あまり使わないのは、この棚の下の別箱の中に。
パパは毎日㊶補中益気湯、最近は126麻子仁丸が気に入っている。あと食べ過ぎたらM半夏瀉心湯、のどがつまっているときはO半夏厚朴湯。
私は、朝起きてその日の体調に合わせて色々選ぶ。
何も症状がないときは、㉓当帰芍薬散。
あとエキス剤ではないけれど、敬震丹を飲むことも多い。これは、金沢の小川恵子先生お勧めの薬。
のどが痛かったら109小柴胡湯桔梗石膏。
今朝は、冷えてお腹が痛かったから㉚真武湯。
寝る前もその時の気分で薬を選ぶ。ロイテリ菌は必ず。
食べ過ぎたら、M半夏瀉心湯。
むくみそうならP五苓散。
運動し過ぎた日は、78麻杏よく甘湯+68芍薬甘草湯。
この扉を開けるとき、なんか幸せ。
漢方薬のおかげでさかざき夫婦は元気に日常を過ごしている。
Posted by さかざきひろみ at 19時02分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2020年11月08日(日)
WEB学会 [学会]
昨日から日本小児感染症学会。
1日目は、孫っぴと一緒に学会参加。
2日目は、庭仕事や講演のスライド作り、衣替えしながら参加。
ほんとにWEB学会はとても便利。
今回興味深かったのは、インタラクティブセッション。
普通学会は一方通行で、講演を聴いているだけのことが多い。
このセッションは、症例提示してもらって、アンケートに答えながら進んでいく。
症例も興味深くとても勉強になった。
症例@ 5ヶ月男児 なんだか変な肺炎
症例A 1歳女児 なかなか下がらない熱
症例B小児のCOVID-19患者が入院です!
どれも面白い。
最後のCOVID-19患者は、結局違う疾患だった。
小児は抗原検査が疑陽性が多く注意が必要。
最後の講習会でも、子どもはコロナに感染しにくい。家族やその周り大人が陽性でなければ感染しないと話されていた。
来週ぐらい秋のガーデニングをしなくては。
夏のお花は最後かな。
Posted by さかざきひろみ at 16時09分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2020年11月07日(土)
外来状況 [クリニック情報]
今週からWEB問診も開始。
予約完了のお知らせのところに、リンクしているので、さっそく利用される方も多くびっくり。
私はあらかじめどんな症状で来院されるかどうかわかる。
ちょっと気になる症状なら、早めに受診してくださいとこちらからも連絡できる。
なにより、ボタンひとつでカルテに症状がアップされるので、とても便利。
しかも、こちらが知りたいことを選んでもらうので、わかりやすい。
是非、ご利用くださいね。
外来では、咳と鼻水。
保育園や幼稚園1年目のお子さんはみーんな鼻水だらだら。
咳こんこん。
あるママが「鼻水カーニバルです」と言われていた。
かぜがなかなか治らないというよりも、次々かぜのウイルスをもらってしまう。
食欲があって、元気でしっかり眠れていたら大丈夫。
孫っぴも鼻水カーニバルだけど、とっても元気。
だけど、なかには喘息様になっているお子さんもいるので要注意。
あと、小学生ぐらいのお子さんの熱だけの症状も多い。
38-39℃が1-2日続くけど、みんなとっても元気。
どうしても寒くなると色々なかぜが流行してしまう。
だけど毎年流行するRSウイルスはゼロ。
ウイルス性胃腸炎もほとんどない。
このまま、インフルエンザなんかも流行しなければいいなあと思いつつ、この冬がどうなるか誰にもわからない。
Posted by さかざきひろみ at 19時01分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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