さかざKIDSブログ

2016年08月23日(火)

克服 [漢方薬]

私は小さいころから、乗り物酔いがひどかった。
大人になっても、水毒体質なので、バス、車はもちろん新幹線でも酔ってしまう。シュノーケリングで気持ち悪くなったのにはびっくり。
トラベルミンなどをを飲むと、眠気がひどく、その日は再起不能になってしまうので安易に飲めない。

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ところが、漢方薬と出会って、五苓散を飲むようになってからは、随分ましになった。
外来でも乗り物酔いのひどいお子さんたちに良く効いている。
何と飛行機の離着陸時の耳痛にも有効。
旅行中、五苓散は手放せない。

ただ、新幹線でも、本を読むぐらいならいいが、パソコンは気持悪くなる。試しに五苓散を2包飲んだが、せいぜいもって30分。その後は、気持ち悪さで撃沈。東京までの2時間30分、じっとしていなくてはいけないなんて、時間がとってももったいない。

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そんな時、たまたま学会の懇親会で、八木先生にどうしたらよいかお聞きしたところ、
『苓桂朮甘湯2包と桂皮末飲んだらいいよ。』と教えて頂いた。八木先生は久留米大学の小児外科教授の先生だが、漢方のことなら何でもご存じ。

とりあえず、今回の旅行で、苓桂朮甘湯2包を飲んでみた。
すると、パソコンを2時間続けてしても、全く酔わない。
その後1時間近くタクシーに乗ったが大丈夫。
こんなことは初めて。
新幹線の中でパソコンができるなんて夢のよう。
集中できるので、仕事がはかどる。
ほんまに嬉しかった!
八木先生、ありがとうございます。
これから、新幹線の中でもしっかり仕事ができます!

ちなみに、五苓散と苓桂朮甘湯の違い。

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どちらも、水のバランスを整える作用のものが多くよく似ている。少しの違いや組み合わせが違うだけで、こんなに変わるなんて、漢方ってやっぱり奥がふかくて面白い。

Posted by さかざきひろみ at 17時42分   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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