2018年01月20日(土)
外来状況 [クリニック情報]
やはりインフルエンザが多い。
AとBが混在して流行中。しかし、0-2才の小さいお子さんは比較的少ない。
これが今週の当院のインフルエンザ。定点なので感染症を報告するため人数をカウントしないといけない。忙しかったのでチェックし忘れもある。
ほんとは、AとBもわけてたのだけど、途中からできずじまい。Bが7割ぐらいかな。
AとBの違いはとママに良く聞かれるのだけど、一般的には、
A型のほうが、高熱でしんどいイメージがある。また重症の合併症を起こすこともある。
B型は、比較的高熱でなく、嘔吐下痢などの消化器症状起こしやすい。抗インフルエンザ薬が効きにくい。
嘔吐からはじまって脱水がひどく、点滴してから熱がでて翌日B型と判明したケースもある。
保育所で38度あって、翌日36度台に解熱したけど来院されて検査するとインフルエンザBというケースも多い。
ただ、熱がでれば、皆インフルエンザというわけでもない。
溶連菌やRS、それ以外のウイルス疾患、色々ある。
そして、インフルエンザの検査がすべてというわけでもない。
検査の陽性率は、熱がでて12時間ぐらいでは7割(3割ぐらいの人は陰性でもインフルエンザを否定できない)。24時間では9割。12時間未満では、もっと確立は低くなる。
臨床的診断も大切だと思う。
インフルエンザは、今がピークだといいのだけど。
早く終息しますように。
今日の夕方ランでは三日月がとっても綺麗やった。
走っていると、1週間の忙しさから浄化される。
明日は漢方セミナーでお勉強。
Posted by さかざきひろみ at 19時56分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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