2025年11月27日(木)
86番当帰因子 [漢方製剤]
とうきいんし。
名前の由来は当帰がメインの生薬で、
飲子は少量ずつ内服して飲むという意味らしい。
保険適応病名は
冷え症のものの次の諸症:慢性湿疹(分泌物の少ないもの。かゆみ)
どちらかというと老人性の乾燥性皮膚掻痒感に多く処方されるが、若い人でも適応がある場合もある。
血虚を治す基本方剤の四物湯がそのまま含まれる。
黄耆も皮膚を強くする。
荊芥(ケイガイ)は多くの皮膚に関する方剤に含まれ、
非常に強いアクアポリン3の発現亢進作用があって、皮膚を潤す。
何首鳥(カシュウ)は実はツルドクダミ。
疾梨子(シツリシ)はハマビシの果実。
この二つの生薬は珍しくて、含まれているのは当帰飲子だけ。
冬に冷えていて、乾燥肌がひどく粉がふいていてかゆみが強い場合に飲むとよい。
もちろん、保湿剤やステロイド剤、西洋薬との併用もOK。
Posted by さかざきひろみ at 19時37分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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