2019年08月10日(土)

YouTube [漢方薬]

先日、撮影した動画が漢方.jpのYouTubeにアップ。

画像(320x237)・拡大画像(612x454)

なんと10本もあった。

@漢方ホットケーキ
A漢方服薬アイディア集

B小児科での漢方処方
C処方ベスト5
D処方ベスト6-10
E小児への漢方処方量
F五苓散座薬
G処方の際の保険病名
H勉強法
I漢方薬の副作用

ほんとに台本なしのぶっつけ本番。
よくこんなにしゃべってる自分にびっくり。
しかも、私って喋るときにこんなに動くんやと。

言い間違いもいっぱいあるけど、ほんまに楽しかった。
新見先生がしっかりリードして下さるから話しやすかった。「漢方って楽しい!」ということが、少しでも皆さんに伝わればと思う。

Posted by さかざきひろみ at 06時00分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2019年08月08日(木)

外来状況 [クリニック情報]

毎日、暑いね。37℃って体温やん。

先日静岡に行って新幹線を下りたとき、
「なんて涼しい!大阪と全然ちゃう」
静岡の気温は31℃だが、めちゃくちゃ涼しく感じた。

しかし、地元の人たちは
「暑いから今年は大変です」と。「大阪は37℃なので、ここは涼しく感じます」とお話しするとびっくりされていた。
大阪は人も熱いから、よけい熱く感じる。

そんな、熱い中も、ママは汗だくでお子さんを連れてきてくださる。来院してすぐ熱をはかると38℃になることも。
だっこひものなかで、当然体温は上がってしまう。

クリニックは私にとって冷蔵庫のようになっているが、ママ達に少しでも涼を感じて頂けたらと思う。

ちょっとRSウイルスが増えているのが気になる。
あとは夏風邪。1日で解熱する場合もあれば4-5日続くことももある。

夏休みなので、舌下免疫療法を始めるお子さんも多い。
一時シダキュアが品薄という情報がでたが、なんとか大丈夫そう。

台風もいっぱいきているけど、何とかこの暑さを乗り切りたい。
よく、「クーラーは何度ぐらいがいいですか?」と聞かれるのだけど、いつも「ママが快適な温度でいいよ」とお答えしている。クーラーつけているとどうしても咳がでたりするけど、ないと熱中症になってしまう。お子さんのほうが暑がり。我慢しないで、クーラーも上手に使ってね。

Posted by さかざきひろみ at 20時02分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2019年08月06日(火)

いつから? [漢方薬]

ある日の外来、熱中症予防に五苓散を処方したときのママとの会話。

私:「五苓散って、他にも色々効くねん。
急性胃腸炎にもいいし、雨降り前の頭痛、乗り物酔い、飛行機の離着陸時の耳痛なんかも効くの。実は二日酔い予防にも...」

ママ:「えーすごい、知らんかった。そんな薬、いつからあったんですか?」

私:「1800年前から」

ママ「………….」

私が冗談をいっているようにみえるけど、これは本当のこと。

漢方薬のバイブルである、傷寒論、金匱要略は、1800年前に中国の後漢の時代に作られた。
日本はこのころ弥生時代。
この時代にできた薬は他には、葛根湯、麻黄湯、小建中湯、甘麦大棗湯など色々たくさん。
1800年前の人の知恵で、作られた薬が今でも飲まれているのはほんとにすごい。

ちなみに、補中益気湯は宋の時代、西暦1200年ごろ、800年前。
抑肝散は明の時代、西暦1500年ごろ、500年前ぐらい。

あと、小柴胡湯は1800年前だけど、小柴胡湯加桔梗石膏は、江戸時代に日本で作られた。
江戸時代に、日本人の知恵で、日本人向けに色々作られているのも多い。

古典は苦手なのだけど、こうやって漢方薬の歴史を考えると色々知りたくなってくる。
ちゃんと勉強しなくては。

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Posted by さかざきひろみ at 18時40分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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