2020年08月27日(木)
うーん [クリニック情報]
待合室ができるだけ密にならないように、色々工夫。
もうずっと前から、おもちゃも本もない。椅子の間隔もできるだけ離していた。
先日、さらに本棚もとっぱらって、椅子のレイアウトを少し変更。
あーでもない、こーでもないとスタッフ達と色々工夫。
うーん、どんなに頑張っても、なかなか難しい。
予約制にしても、予約より遅れてくる来る人、予約どおりに来る人、さらに予約より早く来る人、予約しない人が一緒になってしまうことがある。
そうでなくても、途中に入院があったり、こころの相談があったりすると外来が渋滞傾向。
今は、診察の付き添いの保護者の方はできるだけ1人とお願いしている。だけど、たまたまパパも、おばあちゃんもおじいちゃゃんも付き添っていらっしゃることもある。
初めての予防接種は、心配で付き添う方が多いよう。いつもは微笑ましい光景だけど、たくさんでいらっしゃる方が多いとそれだけで待合室が密になってしまう。
再度みなさまへのお願い。双子ちゃんとか、特別の事情がない限り、お子さんの診察の付き添いはできるだけおひとりでお願いします。
これからインフルエンザワクチンも始まる。
例年、たくさんの方が接種して下さるので、待合室は混雑しやすい。
with コロナの時代、考えることはたくさん。
でも、木曜日は楽しい孫っぴの保育所のお迎え。
「ばあちゃんだよ」って言うと、喜んで踊ってくれる。抱っこひもの中に入れると、私の顔をじっと見る。とっても嬉しい瞬間。だけど、抱っこひもで歩くのは結構大変。
ほんとにママ達は偉い!
そして、我が家に来た孫っぴは動き放題。
おやつも食べて、最後に99小建中湯のお湯割りを一気飲み〜。
Posted by さかざきひろみ at 18時17分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2020年08月25日(火)
子どものマスク
今週から、暑さがましという予報。
しかし、まだまだ暑い。
そして、今日から2学期が始まった。
始業式に授業もあって、給食まであるとのこと。
クーラーはあるけれど、窓が開けっぱなしなので、教室はとっても暑いらしい。
しかもマスク。
登下校の際にずっとマスクだと、危険を伴うこともある。
大人の人は、臨機応変に人がいない屋外では、ちゃんとマスクを外している。
しかし、小学生ぐらいのお子さんは、周りにあまり人がいなくてもマスクをつけている。
この暑さで倒れないか心配。
マスクの意味をちゃんと周りの大人が教えてあげる必要がある。
WHOは新型コロナウイルスの感染防止対策で、18歳未満の子どものマスク着用に関する指針を3つにわけてまとめた。
@5歳以下
適切に使用できない可能性があり、着けるべきではない。
A6〜11歳
地域での感染状況、高齢者と同居しているかなどを考慮して判断する。マスクを使う場合は、安全に着け外しできるように大人が注意する。
B12歳以上
大人と同じようにマスクを着ける。
他の人との距離が1メートル以上確保できない場合、
地域で流行がある場合は特に着用が必要。
さらに、子どもの年齢にかかわらず、スポーツや身体を使って遊んだりする際は、呼吸を妨げないようにするため、マスクは不要。ただし、一緒に遊ぶ子どもの人数の制限や手洗いの徹底といった対策は必要。
お子さんには、周りの大人の気づかいがとっても大切。
Posted by さかざきひろみ at 17時26分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2020年08月23日(日)
学会参加 [学会]
今日まで学会。
後でオンデマンドで見れるものもたくさんある。
教育講演で点数をとれるものは、結局あとでじっくり見ることに。
今回私が聞いたのは、
「the first 1000 days」
胎児期から乳児期(受胎から2歳まで)に暴露する環境は将来の健康に影響し、とくに乳児期の栄養や睡眠が大切。何をして何を食べるかで将来が変わってくる。腸内環境や外遊びも欠かせない。他には、スマホやたばこの悪影響などについても。生後3ヵ月から昼夜のリズムがついてくるので、しっかり生活リズムを整えたい。
「インフルエンザ診療と抗インフルエンザウイルス薬」は中野先生のお話し。COVID19の話ももりだくさん。日本感染症学会がだした「今冬のインフルエンザとCOVID-19に備えて」の内容をわかりやすく説明して下さった。さすが中野先生の講演はいつもとっても勉強になる。
緊急シンポジウム「COVID-19:小児に関わる課題と対策」もとても興味深かった。
藤岡先生が開業医の立場からのお話しをしてくださった。
COVID19の小児の特徴は
@感染しにくい
(濃厚接触者でなければ、感染者の可能性は極めて低い
A感染させにくい
(家庭や学校で広げる可能性は低い)
A重症化しにくい「
(診断されても無症状か軽症が多い)
さらに、子ども達や保護者に不安を与えないようにする」と言うことがとても大切と言われたのが印象的だった。英語のセッションは日本語訳で聞いてたけど、これがわかりにくい。パパは英語で聞いた方がいいでって言ってたけど。もっとわからんわ。
「酪酸・酪酸産生菌の最新情報」
懇話会の特別講演をお願いしている内藤先生。
酪酸菌の話だけかと思ったけど、COVID19の話がもりだくさん。便からいつまでもウイルスが排出されているとのこと。トイレを流すときは、ふたをしめてね。
「機能性消化器疾患と漢方薬
—心と体をつなぐ医療を目指して—」
小児の便秘治療で有名は十河先生のお話し。
中医学は梁先生に啓蒙されたとのこと。
㊸六君子湯はちびまるこちゃんの山根くんっぽい、歯痕舌、胃内停水があれば決まり。アレルギー性紫斑病には、西洋薬治療に加えてI柴胡桂枝湯がいい。O半夏厚朴湯+㉟四逆散、60桂枝芍薬湯+㉟四逆散の合法も使えそう。
このセッションを聞きながら孫っぴの朝食。全部食べたのにまだ欲しそうにしてたから、パンを渡したら必死でかぶりついていた。どんだけ食べるねん。
他にも、「小児アトピー性皮膚炎の外用療法テクニック」「子どものこだわりの診立てと対応」などなど。
ながら学会だったけど、色々参考になった。
土曜日は孫っぴがお泊りしたので、自宅での学会。
彼と一緒に学会参加。
これも結構面白い。
学会参加?した芦屋で見つけたバッグ。
外出したら、素敵な出会いもある。
Posted by さかざきひろみ at 19時47分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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