2024年03月28日(木)
46番 七物降下湯 [漢方製剤]
しちもつこうかとう。
これは、一番新しい、といっても昭和に作られた方剤。
漢方の大家の大塚敬節先生が、高血圧で眼底出血となり、失明寸前だったのだけど、自らこの処方を作って、その症状を治されたらしい。
血虚の代表方剤である四物湯がまるまるはいっている。
これは、血のめぐりをよくして、止血効果のために用いたらしい。さらに、釣藤鈎は脳血管の痙攣を予防するために、黄耆は毛細血管を拡張して血行をよくするために、さらに黄柏は地黄が胃にもたれるのを予防するために用いたとのこと。
大塚先生は、これで、右目の失明を免れて、脳出血にもならなかったそう。
大塚先生曰く、この薬をもちいるコツは以下の4つ。
1)疲れやすく最低血圧が高い、
2)尿中たんぱく+のもの、
3)腎硬化症疑いの高血圧の人、
4)いろいろな漢方をつかっても良くならない人
だけど、小児科では、まず出番がない処方。
自分のために新しい漢方薬を作られたということがすごい。
そんなことができたらいいなあとつくづく思う。
Posted by さかざきひろみ at 18時25分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2024年03月26日(火)
歯科検診
今日は歯科検診の日。
お家の近くの歯医者さん。
もう40年近く同じ先生。
2カ月に1回受診している。
ほんとは1カ月に1回といわれてるのだけど....。
なかなかそんなに歯医者さんには行けない。
受診前は、歯をいつもより丁寧に磨く。
歯ブラシ、ワンタフト、歯間ブラシ、フロス。
だけど、なかなか100点にはならない。
「キレイに磨けているのですが、こことここに残っています」
完璧は難しい。
歯は第2の心臓とも呼ばれていて、とっても大切なところ。
虫歯もいやだけど、歯周病はとってもこわい。
歯周病の合併症として、
心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化、糖尿病、関節リウマチ、骨粗しょう症、アルツハイマー病、認知症、副鼻腔炎、誤嚥性肺炎、うつ病、食道がん、大腸がん、クローン病、肥満、抜け毛、薄毛、味覚障害などなどたくさんある。
妊婦さんの場合は、早産や低出性体重児のリスクも。
歯周病の予防は、毎日の歯みがきや定期的な歯石除去が有効で歯垢がつかないようにすること。
喫煙は歯周病のリスクになる。
毎日の歯のケア、定期的な検診が一番。
めんどくさいけど、歯は第2の心臓なので、大切に。
これは、通りがかりのポップアップストアで見つけた。
イヤ-カフはおまけでつけてもらった。
春っぽいけど、今日もまだ寒い。
Posted by さかざきひろみ at 19時15分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2024年03月24日(日)
雨のやみ間に [おうち]
週末は雨。
午前中、ちょっと雨がやんでいた時期があったので、
お庭にでてみた。
知らない間に、あちこちにチューリップが顔を出し始める。
パンジーやマーガレットが増生し、ムスカリやヒヤシンスも。
これからが、1年で一番お庭のお花が多い時期。
そして、お花をカットし、アレンジメント。
午後からまた雨。
だけど、お墓まいりに行ったとき、雨がやんだ。
父と母が、雨をとめてくれたのかな....。
今週はしばらく雨が続くらしい。
桜は、いつ頃咲くのだろう。
Posted by さかざきひろみ at 19時41分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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