2024年03月09日(土)
寒いけど
今日もとっても寒い。
3月なのに、なかなか春らしくない。
寒いせいか公園にはだれもいない。
貸し切り状態。
そんな中、まごっぴと爺と公園をかけめぐる。
風もわりと強い。
だけど、ずっと走っていると、暖かい。
サッカーやおにごっご、よーいどん。
いっぱい走るとのどもかわく。
恐竜さんの水筒、とっても可愛い。
外来では、インフルエンザは下火になったと思ったら、また学年閉鎖になってしまった学校もある。新型コロナはほとんどない。
あと気になるのは、小さいお子さんたちのヒトメタニュウモウイルスとRSウイルス。
どちらも、高熱が4−5日続き、咳がひどく、ぜーぜーという喘息のような呼吸になる。
両方ともウイルスをやっつける薬はなく、症状にあわせた対症療法となる。
本来なら、時期がずれるのだけど・・・・。
学童のお子さんたちのなかには、マイコプラズマもちらほら。
来週月曜日に高校受験のお子さんも多い。
皆、頑張ってね。
Posted by さかざきひろみ at 19時02分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2024年03月07日(木)
限定出荷 [漢方薬]
西洋薬も漢方薬も色々な薬が出荷制限されている。
今回は、五苓散。
理由は、PMDA(医薬品医療機器統合機構)の承認が遅れているとのこと。
まだ、薬局には在庫があるので、処方はできるが、長期間の処方はしばらく難しい。
五苓散は、私にとってもなくてはならない処方だし、これがないと困る方は多いはず。
現在のところ、限定出荷の漢方薬は、19品目。
@葛根湯: 体力のある人の風邪の初期
A葛根湯加川芎辛夷: 鼻づまり
R小青竜湯: 透明の鼻水があふれる
㉙麦門冬湯: 乾いた咳
55麻杏甘石湯: 湿性咳嗽
66参蘇飲: 胃腸が弱い人のかぜ(妊婦さんにも)
73柴陥湯: 咳がひどくて胸が痛い。咳喘息
85神秘湯: 気管支喘息
90清肺湯: 痰がとても多い咳
91竹筎温胆湯: 咳がひどくて夜眠れない インフルエンザ
92滋陰至宝湯:乾いた慢性の咳(加味逍遙散のデラックスバージョン)
93滋陰降火湯: 乾いた咳
95五虎湯: 湿性咳嗽
104辛夷清肺湯: 副鼻腔炎
109小柴胡湯加桔梗石膏: 扁桃炎(のどに痛みに有効)
119苓甘姜味辛夏仁湯: 小青竜湯から麻黄をぬいた処方
127麻黄附子細辛湯: 虚弱な人の風邪の初期。冷えが強い。
138桔梗湯: のどの痛みに
ほとんどが風邪、咳、鼻水、咽頭痛に処方する薬。
メンタルや体質改善に対するものは、大丈夫なよう。
漢方薬が飲めたら、かぜにとても有効なものが多い。
また、花粉症にも2番や19番をよく処方するので、早く限定出荷が解除されたらと思う。
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2024年03月05日(火)
麻疹に注意!
世界で、麻疹の患者さんが増えている。
WHOによると、2023年は前年より、8割増の30万人以上の感染が報告されているとのこと。
特にヨーロッパでの増加が目立っている。
新型コロナウイルスが流行して麻疹ワクチンの接種率が減少しているいことが原因らしい。
麻疹の流行を防ぐには人口の95%がワクチンを2回接種することが必要とされている。しかし、厚労省によると、2回接種を終えた割合は20年度以降減少し、22年度は92・4%だった。
ほんとに危機的な状況かもしれない。
そして、関西でも麻疹の報告。
奈良で、外国人観光客の20歳代男性が麻疹に感染。
男性は19日、京都市からJR奈良線で移動し、奈良駅に正午過ぎに到着し観光したとのこと。
その後24日に麻疹の感染がわかった(詳しくはこちら)。
東大阪市の20代の男性は2/29に麻疹と診断された。
2/20に発症して、2/23に、アラブ首長国連邦から関西国際空港へ。
2/24に、市内の医療機関に受診され、29日に確定診断の届け出があったとのこと(詳しくはこちら)。
麻疹の潜伏期は10-14日ぐらい。
しかも空気感染で、感染力は非常に強い。
24日にうつったとすると、そろそろ発症するころかもしれない。感染力や、重症度は、新型コロナやインフルエンザよりも何倍も恐ろしい。
1歳になったら、すぐに麻疹風疹(MR)ワクチンを!
年長さんになったら、すぐに麻疹風疹(MR)ワクチンを!
自分のために、周りの皆のために是非とも接種をお願いしたい。
今日、実家にいったらお雛様。
妹が飾ってくれたよう。私と妹と母のお雛様。
Posted by さかざきひろみ at 18時01分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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