2019年11月30日(土)
外来状況 [クリニック情報]
今週は、ウイルス性胃腸炎と溶連菌感染症が多い。
溶連菌感染症でも嘔吐している場合がある。
しかし、のどの赤さが全く違う。
よくかぜをひくと「のどが赤いですか?」と聞かれるのだけど、真っ赤っかは溶連菌かヘルパンギーナぐらい。
実は、他のかぜはそれほど赤くはない。
でもある先生が「のどが腫れている、のどが赤い」って言ってあげたほうが、患者さんが安心されると言ってはった。
あと、RSウイルスがまた少し増えたよう。
肌がカサカサになって、掻きむしっているお子さんがとっても多い。
マスコミでいうほどインフルエンザはまだそれほど流行してない。
だけど、皆さんの心配は「インフルエンザではないですか?」
周りで流行してないし、臨床的にはインフルエンザとは考えにくい。
しかし、念のため検査して下さい、検査しないと登園できないと言われることが多い。
インフルエンザの検査はお子さんにとって辛い。
できるだけ痛くないように工夫するのだが、経験したことがあるお子さんは綿棒を見ただけで大泣きしてしまう。
大暴れして、押さえつけられて、ほんとに辛そう。
とっても寒くなったので、流行はこれから。
そしたら、きっと熱がでるたびに検査される。
昔は検査なんかなかった。
臨床症状で診断していた
毎年思うのだけど、できるだけ、ほんとに疑わしいときだけにしてあげたい。
できることなら、インフルエンザ流行しないといいなあ。
Posted by さかざきひろみ at 19時00分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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