2025年06月05日(木)
予防が大切
小さいお子さんは、何でも口にいれてしまう。
特に生後6ヵ月を超えると、誤飲が増える。
口だけでなく、鼻や耳に入れてしまうケースもある。
誤飲してしまうものとして、
小さいおもちゃ、ボタン電池、
あと漂白剤をなめていたり、
硬貨を呑み込んでしまうことも結構ある。
1歳で喘鳴が続くお子さんが実は1円玉誤飲が原因だった。
幸いなことに本人は比較的元気で、喘息として治療されていた。
左右で呼吸音が違いレントゲンをとったらしっかり1円玉が映っていた。
さらに、おばあちゃんの血圧の薬や糖尿病の薬を飲んだケースも経験したことがある。
そういえば、ホウ酸団子なるものも。
タバコは少しかじっても、問題ないことが多いが、
液体にひたしたものを飲んでしまうと大変危険。
実際に、ニコチン中毒で、顔面蒼白、嘔吐、瞳孔が縮小し入院されたお子さんもいた。
飲んでから大慌てしてしまうより、
とにかく、飲まないように予防が一番大切。
トイレットペーパーの芯は誤飲の目安となる。
芯の標準的な大きさは直径39ミリで、芯を通る大きさの物は口に入れる恐れがあって、小さいお子さんの手の届く場所に置かないように。
子どもが手が届くだいたいの高さの目安として、
1歳では90cm、2歳では110cm、3歳では120cmと言われている。
お子さんたちは、予想外のことをしてしまうことが多い。
それも一瞬、目を離したすきに。
周りがしっかり守ってあげたい。
Posted by さかざきひろみ at 19時42分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
トラックバック
トラックバックURL
http://www.sakazakidsblog.com/tb.php?ID=3667