2019年10月10日(木)

インフルエンザワクチン [クリニック情報]

昨日から接種を開始。
今年は、流行が早いとか色々言われているが、このあたりではまだそんなに流行していない。
それでも、昨日もたくさんの方が接種された。

毎年、この時期になるとワクチンに関するお問い合わせも多い。
一番質問で多いのは、
「いつ接種したほうがいいですか?」
 11月になると、他の風邪もはやって、体調を崩してなかなか接種できないことも多い。また、個人によって免疫応答も違うし、いつ流行するかわからない。元気なうちに早めが一番。

「受験があるので絶対罹りたくないのでいつ接種するのが一番が教えてほしい」
 この答えも難しい。ママの気持ちはわかるけど、絶対は言えないし、それこそ個人の免疫力も違う。やはり元気なうちに接種して、あとはしっかり体調管理かな。

「土曜日しか来院できませんが予約がとれません」
 土曜日に接種希望の方は多い。今年も多めに土曜日の予約枠を作ったのだけど、結構はやく満杯に。同じく17時の枠もいっぱい。皆さんのご希望どおりに、接種してあげれたら一番だけど、医師ひとりで接種できる人数にはやはり限界がある。また他の診療もあるので、皆お好きなときにどうぞと言ってあげることができず、ほんとにすみません。

「インフルエンザワクチンは接種したほうがよいですか?」
これは、私の答えは「はい」
ワクチン接種してもかかることも多い。だけど、少しでも重症化予防のために接種をお勧めしている。特に集団生活をしているお子さん、またワクチンを接種できない生後6ヵ月未満の小さいお子さんがいる家族の方は、ぜひとも接種をお勧めしたい。

最後に毎年アップしているインフルエンザよくある質問はこちら

Posted by さかざきひろみ at 12時08分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2019年10月08日(火)

ダッシュ!

まごちゃんがお家にいるので、仕事が終わると、大急ぎ。
最寄駅から自宅までの約1kmはダッシュ。
晩御飯の支度をしないといけないのだけど、つい少し遊んでしまう。
起きていたら一緒におしゃべり。
寝ていたら、ほっぺをつつく。
娘が今寝たところやから起こしたらあかんと注意される。

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そういえば、娘がまだ小さいとき、仕事が終わったら、猛ダッシュで駅まで走った。
1本早い電車にどうしても乗りたかった。その時と同じだなあ。
でも、なぜか今の方が足が速い。

まごちゃんとの大切な時間。

Posted by さかざきひろみ at 08時17分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2019年10月05日(土)

豊中産婦人科医会学術講演会 [漢方薬]

産婦人科の先生の集まりの講演会に、小児科医での私でいいの?って思ったけど、漢方で、実は多くのママ達が元気になった。その経験と、私の少ない知識で、大人向けの講演。
「冷え、便秘、こころに対する漢方簡単レシピ」

ほんとは、「おなかも心も温まる大人のためのステキ漢方!」にしたかったのだけど、プロモーションコードにひっかかって却下。

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初めての内容なので、うまくいくかちょっと不安やったけど、話だすととまらない。
症例のお話しでは、その時のママの顔が思い浮かんでくる。子育てして、仕事して、お家のことをして、ママ達はほんとに頑張っている。心や身体に不調を訴えるのは当然のこと。少しでも漢方薬で手助けしてあげれたらといつも思う。たくさんの先生方、他科の先生も漢方薬のよさを知ってくださったら、それをお伝えするのが私の役目。産婦人科医会の皆様がとても熱心に聴いて下さった。ほんとにありがとうございました。

最初30分の人参養栄湯の講義もとても勉強になった。これは高齢者のお薬と思っていたが、体力気力、しかも貧血もよくする。髪の毛がぬけやすい、そんなにもとってもよいらしい。ただこの30分、冷房が効きすぎてとっても寒い。
手が冷え切ってしまい、麻黄附子細辛湯を内服。それで手もポカポカ。講演のときはすっかり温かくなった。いつでもどこでも漢方やわ。

90分講演で、70分ぐらいお話しして、あとは質疑応答。この時間が一番好きだ。色々質問にお答えしたり、質問がないときは、自分で好きなことを話せる。一方通行より、人とお話しすることがやっぱり好きなのだ。ずっと質問講演というのもいいかもしれない。

講演が終わってから、今回の企画をして下さった先生方と記念写真。座長をして下さった吉村レディースクリニックの吉村猛先生、田坂クリニック産婦人科内科の田坂慶一先生、水野産婦人科医院の水野俊樹先生。

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実は、講演前に3人の先生方と色々とお話しさせて頂いた。
中でも、子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)のことを熱く語って下さった。

日々、子宮頸がんの方を診察するたびに、ワクチンで予防できたのに、子宮をとらないで済んだのにという悔しい思いをされるとのこと。きっと、私達小児科医が、以前麻疹肺炎や麻疹脳炎、またヒブ髄膜炎で不幸な転帰をとられるお子さんをみるたびに悔しい思いをしたのと同じ。毎年約10000人のかたが、子宮頸がんを発症し、約2900人の方が亡くなられている。オーストラリアやイギリスでは男性もHPVワクチンを接種し、子宮頸がんが希少がんとなりいずれ0になるらしい。また世界では、9価のHPVワクチンが主流。このままでは、日本だけがいつまでも子宮頸がんがなくならない。なかなか政治は動かないので、産婦人科の先生方、私たち小児科医が少しずつ努力して皆様に正しい情報を提供することが大切とお話しされていた。
日本産婦人科学会の子宮頸がんとHPVワクチンの見解はこちら

Posted by さかざきひろみ at 21時46分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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