2020年01月26日(日)
真冬なのに
暖かい日が多い。
きのう走ってたら、少しだけ桜が咲いててびっくり。
外来では、インフルエンザBも少し増えてきたが、それほどの流行ではない。
インフルエンザ様の高熱かと思っても、陰性で別のウイルスであることも多い。
園の検診にいったら、病気でお休みしているお子さんはほとんどいない。皆元気いっぱい。
例年に比べて平和な1月。
テレビでは、新型コロナウイルスのニュース。
コロナウイルスはもとは普通の風邪のウイルス。
それが変異して大変なことになっている。
テレビでは、武漢の病院にたくさんの患者さんが押し寄せて医師もパニック状態になっている。
新型コロナウイルス→大流行→重症化の印象。
テレビを見ていると、ほんまに怖くなってしまう。
でもWHOは今のところ「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」には該当しないとのこと。
今後の経過を慎重に見極めないと。
今日は父の月命日。
もう2ヵ月になる。
変わりに孫っぴはどんどん成長。
自分で服をめくって、ママの診察に協力。
メリーをつかむことができるようになって、ひっぱりまくっている。
「おー」「わー」と言いながら、必死に寝返りの練習。
あっという間に時間がたつ。
Posted by さかざきひろみ at 17時13分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2020年01月25日(土)
のどのつまり [漢方薬]
16才の女児
1か月前から、喉に違和感。
そこに何かがあってつまっているため、耳鼻科受診。
ファイバーでみてもらうも正常。
どこも異常がないので、様子みましょうと言われたが、よくならないので当院受診。
丁度、1か月前に環境の変化あり。O半夏厚朴湯処方。
飲んだ翌日からのどがすっきりでとっても楽になったと喜ばれた。何よりも、私がのどのつまりがでることがあるのよと言ったので、症状がわかってもらえたのが嬉しかったと。
こののどのつまりは、咽喉頭異常感症、梅核気ともいう。
梅干しの種がのどにあるような感覚とのこと。
東洋医学的に気うつという状態でそれをとるのにO半夏厚朴湯が有効。
気うつとは、身体の中をめぐっている気の流れが停滞した状態。ストレスや疲れなどの色々な要因で気うつになる。
気が頭で停滞したら頭痛や頭帽感。
喉のところで停滞したらのどのつまり。
胸のところなら 胸ぐるしい、息がしにくい。
お腹のところなら、お腹がはる。
そんな症状がでる。
この気の停滞をよくするのがO半夏厚朴湯や70香蘇散
O半夏厚朴湯は、湿った咳や嗄声にも有効。
以前、咳と嗄声で辛いママにOを処方したら、長年の頭痛が軽快したとのこと。
このママも気うつだったのね。
怖いテレビを見た後、のどがしんどいと泣きじゃくる5才のお子さんにも有効だった。
そういえば、先日の千福先生の講演で、
「どこも悪くないので、様子を見ましょう」と言う言葉は、
「漢方薬を使ってみましょう」とイコールだと言われていた。
西洋医学的にどこも悪くない、それはそれでいいのだけれど、患者さんは辛い症状を抱えている。そんな時が漢方薬の出番なのかもしれない。
Posted by さかざきひろみ at 19時22分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2020年01月23日(木)
院内漢方講演会〜第2報〜 [漢方薬]
3月の新見先生の講演会のお知らせ
現在、新見先生は全国で医師向けの講演会をされており、とっても人気がある。
先日は、m3のオンライン講演会では、最高視聴記録。
その模様はこちら
今回は特別にさかざきこどもクリニックの待合室で講演して頂くことに。
待合室も人数に限りがあるので、参加は予約制。
漢方にご興味があって、参加ご希望の方は、当院までご連絡下さい
日時 2020年3月12日(木)
12時30分〜13時30分
12時30分〜新見正則先生講演会
13時00分〜新見先生とさかざきの座談会
13時15分〜質疑応答
スタッフによる保育や託児はできませんが、お子さん連れでも大丈夫ですよ。
今日も孫っぴがやってきた。
大ババと見つめ合う〜。
Posted by さかざきひろみ at 16時15分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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