2020年10月18日(日)

ミックスパウダー

土日と孫っぴがお泊りにきていた。
彼がいると、楽しいけど仕事がはかどらない。
とうとう玄関から降りていって鍵をガチャガチャ。
開けて外にでていく?階段も大好き。
ほんとに目が離せない。

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でも、一所懸命遊んでいる姿、美味しそうに食べる姿、どれも癒される。ほんとに何でも食べる。
食物アレルギーがあるところは大変だ。
毎回気をつけて、食材を選ばないといけない。
ほんとに、ママ達はえらい。

うちのまごっぴは、生後3ヵ月ごろ、乳児湿疹がすこしでていた。私がしょっちゅうプロぺトやアルメタ塗ってると治るけど、娘がサボっているとまたかぶれる。よだれが多いと、薬を塗ってもほんの5分ぐらいで全部とれてしまう。このままでは皮膚感作されて食物アレルギーにならないか気になった
私も娘も大雑把なので、きめ細かい食事対応はできないに違いない。

そこで、にしむら小児科の西村先生のアレルギー予防プログラム(アレルギーを防ぐための少量負荷)。西村先生にお願いして、ミックスパウダーを購入。

少量負荷のミックスパウダーには卵、小麦、牛乳、ピーナッツ、大豆(きなこ)、そば粉がごくごく微量にふくまれている。量によって3種類(2.5mg、7.5mg、20mg)あって、2週間ずつ増量していく。

まごっぴは、生後4か月ぐらいから、まず2.5mgのミックスパウダー開始。
もちろん始める前には、顔の湿疹はつるつるに。
最初は食べると口のまわりが赤くなったけれど、(ほとんどの赤ちゃんは赤くなるそう)だんだん大丈夫に。
私は2週間待たずに、さっさと増やそうとしたが、娘は「いや、ちゃんと2週間ずつにする」と。
案外彼女はまじめやわ。
7.5mgをある程度、大丈夫になってから、卵ぼうろを食べてみたが大丈夫。生後6か月までには、20mgも全部終了。以前はヨーグルトを食べたら口回りが赤くなったが、それもなくなった。

このミックスパウダーには、ラックビーやミヤBM、ビオフェルミンも含まれている。味がとっても美味しいようで、まごっぴは大喜びで食べていた。

ある日、ゆで卵をつぶして食べさせようとしたら、娘が「離乳食は、まずは卵黄からっていうけど、大丈夫?」と、とぼけたことをいった。「卵ぼうろは、ゆで卵の白身よりも卵白抗原が強くアレルギー出やすいよ。それをもう普通に食べているからゆで卵は絶対大丈夫」
その後、まごっぴは、美味しそうにゆで卵を食べていた。

このアレルギー予防プログラムも、だれでも簡単にできるものでなく、普通は、最初は病院で食べてすこしずつ増やしていくものらしい。またすべてのお子さん全員に当てはまるものでもない。
ただ、乳児期に肌をつるつるにするというのは、食物アレルギーを予防するためにとても大切。
あと離乳食を遅らせるのもよくない。開始時期は5-6カ月。そして初めての食材を食べるときは、何かあっても対応できるように、病院があいている時間帯がよい。

卵アレルギーと診断されたわけでないけれど、こわいので1歳過ぎまで卵を除去している人もいる。そんな方ははじめて食べるのが卵ぼうろで、それで全身じんましんがでてクリニックに受診されることが結構多い。
食物アレルギーも個人によってそれぞれ違うので、ひとりひとり対応が必要。

Posted by さかざきひろみ at 17時10分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2020年10月17日(土)

鼻シュー、鼻じゅー

今日は、急に気温が低く冷たい雨。
こんな気候は、咳や鼻水が多い。

孫っぴの鼻がつまって、ごろごろ。
寝ていると湿性咳嗽。
でも、食欲いっぱいで、元気いっぱい。
こんなときは大丈夫

彼は、ニールメッド ベビーミストで鼻シューのあと、メルシーの鼻吸引で鼻じゅー。
鼻閉でA葛根湯加川芎辛夷を飲んでいたが、湿性咳嗽とごろごろが増えてきたので、95五虎湯+I柴胡桂枝湯に。
ほんとに、何でもスプーンでそのままパクッと飲んでくれる。今まで、甘い西洋薬を飲んだことがないので、漢方が飲めるのかも。

鼻吸引は、最近は音を聞いただけで泣いている。
しかし、娘は抑え込んでジューずるずる。

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ベビーミスとは1才ぐらいから使用できて、
鼻吸引の前に、シューとするだけで、いつもよりたくさん鼻水が吸引できる。
お鼻がかめるお子さんでも、かむ前にこれでシューすることによって、奥のほうまでかめるように。

クリニックでも販売しているので、ご希望の方はどうぞ。

あと、今週気になったのは、細菌性胃腸炎。
しかも、みんな発症の2-3日前に焼き鳥屋さんに行っていた。
下痢のひどいお子さんたちに、
「最近、焼き鳥屋さんとか焼肉屋さんとかいってない?」とお聞きすると、
たいてい「あっ、焼鳥屋さん行った」
焼き鳥屋さんのやきとりは柔らかい。中まで完全に火を通すと、硬くなってしまって美味しくないはず。あれは、やはり大人の食べるもの。焼き鳥屋さんというのは、やはり小さいお子さんが行くところではないかと思うのだけど...。

Posted by さかざきひろみ at 16時48分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2020年10月15日(木)

サビ・コゲ・カビ・シミ??

先日参加したWEB講演会。
「認知症になりたくなければラーメンをやめなさい」
なんかすごい題名。
ひめのともみクリニックの姫野先生のお話。
9月に同じ題名の本を出されて、その出版記念講演。

この先生は、心療内科の先生で栄養療法をとても推奨されている。
他にも「成功する人は缶コーヒーを飲まない」
「美しくなりたければ食べなさい」
「心療内科に行く前に食事を変えなさい」
どれもインパクトがある。

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とにかく、心と身体を元気にするためには食べ物が大切。
糖質、甘いものや小麦、飽和脂肪酸があかんということがえんえん書いてある。
それらを摂取し続けると身体の細胞のサビ、コゲ、カビ、シミがおこる。先生の話を聞いたり、本を読むと食べるのが怖くなる。
缶コーヒーに限らず、甘いものは、血糖の乱上昇、乱降下がおこる。
血糖が下がると、眠気やだるさ、集中力が低下して、また甘いものが食べたくなる。この悪循環を断ち切らなくてはならない。さらに糖質は悪玉菌のえさになり腸内環境を悪くする。

だけど、そこまで厳密になかなか難しい。たまには甘いものが食べたくなることもある。だけど、普段からあまり食べない様にしていると、それほど欲しくなくなるから不思議。

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ちなみにある日の朝ごはん。パンから玄米食にしたら、結構身体がすっきりする。パン食の日は少し身体がおもだるい。たぶん小麦は身体がむくむからかも。それからは朝はご飯がメイン。これに卵があったらよかったかも。右上のは、自家製甘酒と自家製ヨーグルトのナッツ添え。鮭は旬の時鮭。ご飯も白米は食べない。いつも十種雑穀、黒米入りの発芽玄米。パパが作ってくれる。基本、できるだけ白いものは食べない。

いろいろ体調不良や心のトラブルがある方は少し自分の食生活を見なおすとよいかも。
体調の悪いお子さんたち、ママたちに、どんなものを食べているか聞くようになった。
すると、やはり糖質がとっても多い。
パン、うどん、おにぎり、ラーメン、ケーキ、バスタなどなど。
それらを減らして、肉や卵などをしっかり食べてもらうように説明。
食べるものは、とっても大切。
もちろん、睡眠と運動もね。

Posted by さかざきひろみ at 18時28分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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