2021年01月16日(土)
またしても..... [クリニック情報]
金曜日、突然、薬の卸の方から電話が。
「日本脳炎ワクチンの製造が中止になって、出荷調整がかかりました。しばらく、潤沢に供給できません」
思わず「ひえ-」
しかし、ワクチンの製造過程がうまくいかず出荷できなくなることはこれまでにもよくあった。
でもほんとに大変。
すでに予約されている方もいるし。
小児科医にとって大問題。
厚労省のページにも1/15時点でアップされている。
(詳細はこちら)
これによると全くゼロになるわけではない。
しかし、昨年度に比べて出荷数がかなり少なく、いつでもどうぞと言うわけにはいかなくなる。
皆様へのお願い。
十分に供給されるまで、日本脳炎ワクチンのご予約はインターネットではなく、電話でお願いします。
できるだけ、T期を優先するようにしますが、いつどれぐらい入荷されるかどうか不明のため、ご希望どおりにできないこともあります。今予約されている方のワクチンは確保しています。1回目をご予約されている方の2回めもできるだけ優先して接種したいと思いますが、入荷があるまで待って頂かないといけないかもしれません。
しばらくのあいだご迷惑をおかけしますが、どうぞ宜しくお願い致します。
Posted by さかざきひろみ at 16時56分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2021年01月14日(木)
抱っこひも
今日はとっても暖かい。
昼間はコートがいらないくらい。
ただ昨日までとっても寒かった。
外来に受診される赤ちゃんは、もこもこコート、帽子、そして抱っこひもで来院されることが多い。
外は寒いけど、待合室はとっても暖かい。
診察室で、抱っこひもからでてお洋服を脱ぐと、顔も身体もまっかっか。背中にはじとーっと汗。
ママも汗だく。
大人の体温は36-37度あり、そこにしっかり抱きかかえられて、大人もオーバーを着ている。たくさん着てもこもこになった状態で抱っこひもの中にいるのは、少し暑いかも。
さらに首のすわってない赤ちゃんの場合は、もうひとつ中にインサートがある。
私は、まごっぴと抱っこひもで移動するとき、寒くても彼にはコートを着せずに薄着にしている。
それでも、彼を抱いていると暑い。
孫っぴもほかほかに。
でも抱っこひもの中の彼と、お話ししながら移動するのはメッチャ楽しい。嬉しい時間。
最近湿疹が急にひどくなる赤ちゃんも増えた。
背中はきれいなのに、お腹や胸、大腿部に細かい発疹がたくさん。真冬なのにどうみても汗も。私はこれを抱っこひも湿疹と呼んでいる。
抱っこひもの中も暑くなるが、ベビーカーも暑いことがあるかもしれない。
電車の中やデパートで、もこもこのオーバーを着て、毛糸の帽子、さらに毛布をかけてもらっている赤ちゃんを時々見る。
きっと、おうちに帰ったら汗もだらけ。
とっても寒い日は、上着も必要。
だけど、室内に入ったときは、オーバーは脱いだほうがよい。
冬のお洋服、色々迷うかもしれないが、着脱を簡単できるように工夫するのが一番。
Posted by さかざきひろみ at 18時13分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2021年01月13日(水)
優しい空間創りに支援を
小児東洋医学会でお世話になっている島根医大の小児科教授の竹谷健先生から、クラウドファンディングの情報をアップしてほしいと頼まれました。
総合周産期母子医療センターの白い壁を癒しの優しい空間にリニューアルされるそう。
赤ちゃんの周りの優しい色や空間はママをはじめ家族みなさんをとても癒してくれると思います。
【島根大学医学部附属病院・周産期母子医療センターがクラウドファンディングに挑戦!】
この度、島根大学医学部附属病院・周産期母子医療センターがクラウドファンディングに挑戦することになりました!
今まで、「白い無機質」だったセンターの壁を、赤ちゃんやご家族が少しでも安心していただけるような「温かい」空間にリニューアルいたします!
自分の産後の体調も戻らないうちに、それでも大切なわが子に会いたい一心で面会に来るお母さんが、白い無機質な廊下を歩いて、少しでも不安が強まらないように。
皆様からの温かいご支援を、よろしくお願いいたします。
詳しくはこちら
Posted by さかざきひろみ at 20時08分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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