2021年01月26日(火)

打撲にも漢方 [漢方薬]

先日、母がソファに腰かけていて滑って尻もち。
ちょっとびっくりしたが、大丈夫とのこと。
ところが、何日かして大腿部の痛み。
高齢なので、骨折の可能性もあるのではと心配した。
ただ、歩くこともできたので、
とりあえず、89治打撲一方を飲むように。

もし骨折していたら大変なことになる。
しかし、翌日痛みは随分ましになったとのこと。

念のため整形外科でレントゲンをとったらしいが、異常なし。

そういえば以前玄関でこけて青あざがいっぱいできていたが、骨折もなく、このときも治打撲一方でよくなった。
母は、スリムだが骨も強く丈夫だ。
姿勢もとってもいい。
私達がやめときと言うのだが、9kgの孫っぴを抱っこする。
出産以外で入院もしたことがない。
いつも母は、「戦争を生き抜いたから強いのよ」という。

89治打撲一方(ぢだぼくいっぽう)は、名前からしていかにも打撲に効きそう。

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実際に打撲、ねんざによる腫脹痛みにとっても有効。
骨折したときでも腫脹や痛みを早く軽減させてくれる。

実際、顔面打撲で顔が内出血で腫れあがった4歳のお子さんや、自転車に乗っていて、サドルで外陰部を強打した12歳の女の子にもよく効いた。
また、痛みの漢方で有名な平田先生は、骨関節の変形による痛みにもよいと話されていた。

彦根の橋本先生は、必ず持ち歩く漢方として、この89番と言われていた。ちょっとした打撲、痛みなどにいいと話されていた。ほんとに便利!

ちなみにこれは、江戸時代に日本で作られた薬。
葛根湯や五苓散は1800年前の中国。
古典も色々面白い。

Posted by さかざきひろみ at 20時04分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2021年01月24日(日)

高っ!

昨年にコロナで延期した小児漢方懇話会。
今年はぜひ開催したい。
だけど、例年のように現地で皆で集まっては難しい。
せめてハイブリッドで開催したいなあと、
WEB配信の業者の方に見積もりをお願いした。

そこで、びっくり。
WEB配信のほうが、現地開催よりずっと高い!
いま、学会などがすべて、WEBになっているので売り手市場。

それにしても高い。
でも自分たちでするにはハードルが高い。
しかし、主人によるとそれぐらいが相場らしい。
知らんかった〜。

まだ時間があるので、試行錯誤して、何とかこのハードルを越えたい〜。

逆に安っ!と思ったもの。

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これは、加圧のトレーナーが持っていた。
あまりに可愛いので「どこで買ったの?」とお聞きしてネットで購入した。
スパイストートバッグ。
とっても軽くて、荷物の多い私にピッタリ。
アマゾンでポチ。
他にも色々な色がある。
中にポケットがついてないのが、残念だけど、それにしても持ちやすい。
お値段も可愛い。

さらに、鬼滅の刃の追加キャラクターたち。
どんどん作りたくなるが、また週末の楽しみにとっておこう。

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愛着わくわあ。
鬼滅の刃、読まなくては〜。
娘に借りてみよう。

Posted by さかざきひろみ at 16時35分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2021年01月23日(土)

睡眠力

今日のWEB講演は「小児神経発達症と睡眠フォーラムin大阪」

睡眠はほんとに大切だとつくづく思う。
最近とっても注目されている。

眠れないといって来院されるお子さんも増えている。
大人の方の睡眠障害もとっても多い。

日本人の睡眠時間は世界の中でもとっても少ない。
日本人は働きすぎかな。
子ども達も少ないが、大人も30歳を超えると平均睡眠時間が6時間未満が4割もいる。
ただ、短時間睡眠でも大丈夫な人もいる。それは非常にまれな遺伝子によって、そうできる。普通の人は睡眠は大切!

睡眠不足になると食欲を増加させるグレリンが増えて、食欲を抑制するレプチンが減るので、その結果太る。インシュリンの分泌が低下し糖尿病のリスクがふえる。眠れないと交感神経過緊張になり、高血圧、さらに認知症のリスクも。

本日は、神経発達症のお子さんの睡眠障害にメラトベル顆粒が有効という講演。とくに睡眠導入がなかなかうまくいかないタイプに有効とのこと。ただ、保険適用は6-15歳の発達障害のお子さん。

メラトベルの主成分はメラトニン。
これは睡眠に大切なホルモン。

メラトニンは、朝の光を十分にあびると分泌される。
夜の明るすぎる照明曝露で乱れる。
また加齢でメラトニンの分泌量が減るので、年をとるとは睡眠障害が出てくることが多い。

メラトニンの役割は、睡眠作用だけでなく、概日リズムの調節作用、さらに抗酸化作用(体や脳の老化を防いでくれる効果)、免疫力強化作用(外部から侵入してくる細菌やウイルスなどをやっつけてくれる)などいろんな作用があるそう。

メラトニンをしっかり分泌するために、まずは睡眠衛生指導が大切。

朝と昼は
@毎日同じ時間におきる
A朝起きたら日光をしっかりあびる。
B朝ごはんをしっかり食べる
C昼は外でしっかり運動
D休日も寝坊しないで平日と同じ時間におきる。

夜は
@寝るためのルーティンを決める
歯磨き、パジャマへのお着換え、本をよむなど毎日同じにする
Aテレビ、ゲーム、スマホは控える。
眠る2時間前にやめたほうがよい。
メラトニンの分泌は光刺激によってストップしてしまう。
Bねるときは、暗くする。リラックスして静かにすごす
C夕食は腹八分目。夕方以降コーヒー、紅茶、日本茶、チョコなどは食べない。

あと、夕食は寝る3時間前、お風呂は寝る90分前というのもよく言われてる。

どれもとっても簡単に見えるけど、大人になるとなかなか難しい。できれば、小さいうちに習慣にすることが大切だと思う。赤ちゃんのうちから、良質睡眠を習慣つけて睡眠力の強いお子さんに育てたい。
だから、今「寝んトレ」なるものが話題なのね。

Posted by さかざきひろみ at 19時47分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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