2024年09月05日(木)
あれもこれも
第51回日本小児東洋医学会の抄録集がやっと完成。
あとは印刷して会員に郵送。
まだまだ、これから準備もたくさん。
他にもやるべきことがたくさん。
ずっと先のことと思っていたが、あと2か月あまり。
9月10日と9月27日の講演のスライドは完成。
そして10月18日と27日のスライド作りはこれから。
雑誌の原稿はふたつある。
ひとつは完成。もうひとつはこれから。
さらに、こんなときに本の初稿が完成し、校正作業。
これが一番大変かもしれない。
今週末は、日本外来小児科学会のWSもある。
さすがに、これは蘭子ちゃんといずみちゃんにおんぶにだっこ。
あれもこれも並行しての作業。
これだけいっぺんにたくさんは初めて。
外来も忙しく、すきま時間の作業もほとんどできない。
交感神経がずっと緊張している。
臍上悸が強い。
こんなときはまごっぴとリラックス。
マツケンサンバを踊りまくる。
お知らせ
9月6日(金)と9月7日(土)は日本外来小児科学会に参加のために休診させていただきます。どうぞ宜しくお願いいたします。
Posted by さかざきひろみ at 19時45分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2024年09月03日(火)
61番 桃核承気湯 [漢方製剤]
とうかくじょうきとう。
元気な女子で頑固な便秘があるときに有効であることが多い。
月経トラブル、のぼせ、イライラ、頭痛、めまいにも効果がある。
大黄(だいおう)と芒硝(ぼうしょう)に下剤効果がある。
これらが入っている処方を承気湯類といって、他にも大承気湯、調胃承気湯がある。
下剤効果だけでなく、気を承る、気を巡らせて気持ちもすっきりさせるという意味である。
西洋薬の下剤は、ただ便秘を改善させるだけで、このようなメンタルに対する効果はない。
桃仁は桃のたねで瘀血(おけつ)に効果があって、微小循環障害を軽快させて、血のめぐりがよくなる。
元気な女性の月経トラブルで便秘がなければ㉕桂枝茯苓丸、
便秘があれば61桃核承気湯。
ただ、大黄が入っているものを長期にのむと、大腸メラノーシス(大腸粘膜に色素が沈着して褐色〜黒色の粘膜になった大腸のこと)になってしまうことがある。
単純に色素沈着だけなら問題ないが、大腸の蠕動に関係する神経もダメージを受けて、腸管蠕動が低下することがある。
「はじめは漢方薬がよく効いたけど、だんだんと効きにくくなってきた」と感じるときは、要注意。
Posted by さかざきひろみ at 18時14分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2024年09月01日(日)
9月
先週月曜日から2学期。
そして、のろのろ台風。
結局大阪はそれほどでもなく、青い空。
うちの木たちも無事でよかった。
だけど、台風の影響がたくさんあったところもある。
これ以上災害が広がりませんように。
そして、早く回復しますように。
外来では、マイコプラズマも新型コロナも減ってきた。
2回目の手足口病にかかったお子さんや、胃腸炎が少しふえた。
暑い中、久しぶりにインフルエンザA。
流行してないけどゼロにはならない。
そして、学校がはじまると体調不良を訴えるお子さんたちが増える。
夏休みの間、夜更かししたり、朝はお昼まで寝ていたり、
生活リズムがかなり乱れていたよう。
1日中、ゲームやスマホをしている場合も多い。
また、動かずたくさん食べるので、体重も急にふえる。
さすがに、新学期になっていきなり朝早く起きれない。
睡眠不足で、頭痛や腹痛、はきけなどもでてくる。
これらは、急にもとにもどれない。
ゆっくり、少しずつ、規則正しい生活にもどしてね。
できる範囲で、早寝、早起き、朝ごはん。
毎日ウンチと適度な運動。
Posted by さかざきひろみ at 17時38分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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