2007年10月13日(土)
ワクチン同時接種について [診療]
当院でも10/22からインフルエンザワクチンを開始しますが、
「1歳なので、麻疹風疹混合ワクチンもしたいし、インフルエンザワクチンもしたいのですが、どちらを先にすれば、よいですか?」とよく聞かれます。
もちろん、1才になったら、すぐに麻疹風疹混合ワクチンです。他の例えば、ポリオよりも優先してください。大阪でもまだ麻疹の患者さんがいます。西区でも港区でも発生しておりとても危険なので、まずは、麻疹風疹混合ワクチンを最優先してください。
しかし、どうしてもインフルエンザワクチンもしておきたい。11月がお誕生日なので、麻疹ワクチンをすると、インフルエンザワクチンが遅くなってしまう、どうしても日程があわない、仕事を休める日が少ないなどという方のために、当院ではワクチンの同時接種も行っています。
えっ、一度に2種類も同じ日にしていいの?って思われますが、厚生省の「予防接種ガイドライン」には、医師が必要と認めた場合、2種以上のワクチンの同時接種を行うことができると書かれています。
同時接種とは、DPTと水痘ワクチン、インフルエンザワクチンとおたふくかぜワクチンなど同じ日に2種類のワクチンを接種することです。
予防接種は単独で行うのが基本ですが、同時接種によって
1)別々に接種するための待ち時間がなくなり、早く免疫が得られます。
2)何度も接種を受けに行く必要がなくなります。
3)元気な時に、できるだけ早く一つでも多くの免疫をつけることができます。
そして、複数のワクチンの同時接種を行っても、効果や副反応が強くなることも弱くなることもありません。ひとつずつ接種するときと効果副作用は全く同じなのです。
ただ、2つのワクチンを混ぜて接種できないので、その日に2回注射することになります。
一度に2回もかわいそうなのでやめますという方もおれば、嫌なことが一度で済むのでいい!という方もおられます。
ご希望のかたは、どうぞお気軽にお問い合わせください。
せっかく、購入した可愛いキティちゃんのマウス、電子カルテでは、私のスピードには付いてこれなかったようです。すなわち、クリックの早うちには非常に使いづらかったのです。
したがって、今は、院長室のサーバーのところにひっそりとたたずんで、診察終了後にバックアップするときだけ使っています。
Posted by さかざきひろみ at 15時00分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
トラックバック
トラックバックURL
http://www.sakazakidsblog.com/tb.php?ID=119