2020年03月07日(土)
外来状況 [クリニック情報]
外来では、またインフルエンザBが増えてきた。
学校がお休み中に一緒に遊んだ子からもらったり、また保育園でプチ流行があるよう。
花粉症などアレルギー症状のでる方も多い。
すぎの舌下免疫療法をしている子たちは、症状が軽い人が多く、やっててよかったと実感されている。
そんな中、咳や鼻水だけで呼び出される保育園もあった。
かぜで休んでも登園許可証が必要なところもある。
皆さん新型コロナにとても敏感。
テレビであれほど、毎日毎日コロナのことばかりなので当然かと思う。ただ、ほんとに軽いかぜの症状や不顕性感染の方は見つけることもできない。
今は1例でたら大騒ぎ。
診察したクリニックは、N95マスクに防護服を着ていなかったら、濃厚感染で医師は自宅待機になるらしい。
毎日の診療で、ずっと完全防備は不可能。
いくら心配しても仕方ない。私は日々、自分の信じる診療を続けるだけ。
そういえば、2009年の新型インフルエンザ騒動は今よりましだった。大阪や神戸ででて、発熱外来では、完全防備で診療されていた。大阪では学校が1週間お休みになって、いったん軽快したかのように見えた、しかし、7月下旬にうちでも1例目。とっても元気なお子さんだったが、指定医療機関に入院になった。スタッフに感染させてはと、私が1人で診察会計までしたのを思い出す。
ところが、ある日突然、普通の季節性インフルエンザとして診療して下さいということになった。多分あちこちでたくさん発生しているので、新型インフル疑い→指定医療機関→PCRは大変で無理になったのだろう。
そして、新型インフルエンザワクチン騒動。
今回の新型コロナも、いつか普通の風邪になっていくのだろう。そして、またきっと新しいウイルスがでるかもしれない。
Posted by さかざきひろみ at 20時36分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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