2020年08月20日(木)
この冬は......。
新型コロナウイルスが流行しはじめたころ、厚労省から
飛沫がおこるような処置や検査は控えるようにとのお達しがきた。
鼻吸引、吸入、咽頭や鼻腔の検査(インフルエンザ、溶連菌、アデノなど)はできるだけしない。症状だけで、インフルエンザと診断して抗インフルエンザ薬を処方するようにと。
それ以来、鼻吸引はほとんどゼロ。
吸入は、喘息発作で呼吸困難が強い子のみ。
できるだけ検査をしないが、どうしても必要なときは個室隔離と完全防備。吸入や検査をしたあとは、部屋を換気して消毒。色々とっても大変。
それが、最近、日本感染症学会の提言では、
この冬は、インフルエンザとCOVID-19が両方流行する可能性が高い。
高熱という症状だけで治療していると、COVID-19を見逃してしまう。したがってちゃんとインフルエンザの迅速検査をしたほうがよい。また、COVID-19を除外できない場合には、インフルエンザとCOVID-19の検査を同時にしたほうがよいとのこと。
同時検査、これはなかなか大変。
今のままで、普通のクリニックでのCOVID-19の検査はとても難しい。
個室隔離にして、全員が完全防備。さらに、ひとりひとり検査するたびに、大消毒が必要。
その時間帯は、他の患者さんが来院されないようにしないといけない。
たとえば、熱のある人は午後診察のみ、それ以外の方は午前中、またはオンラインでということになる。
冬にどうなるかわからないが、考えると悩ましい。
明日からは、日本小児科学会学術集会。
4月予定のものが8月に、最初はオンラインと現地開催でのハイブリッドだったが、これもすべてオンラインになった。
便利と言えばとっても便利。
でも現地開催できないのもちょっと寂しい。
今日は孫っぴと1週間ぶり〜。おばば稼業は楽しすぎる。
Posted by さかざきひろみ at 19時01分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
インフルエンザの唯一の予防方法はワクチンです。接種しても罹ることも多いのですが、皆が接種することによって集団免疫で流行を防ぎます。また小さいお子さんや高齢者の方は重症化予防の可能性もあります。コロナと関係なくても毎年接種されることをおすすめします。
先生、こんばんわ毎日溶けるほど暑いですね。
私みたいな者でも今年の冬はどうなるんやろと心配してます。先生老人はインフルエンザの予防接種うった方が良いですよね孫達も親たちも・・何か身体にずーっと力が入っています怖いです・・暑いのも嫌ですが寒い冬も。
お孫ちゃま可愛い背伸びしてる足が👶
ばあばちゃまと・・ゴツンこ可愛いですね💕
来月で一歳でしょうか?💐
二歳児が急に首と顔に湿疹が出て小児科に行ってました
血液検査は湿疹が収まってかららしいです。
その二歳になったばかりの孫が私をじいじと言います(´;ω;`)そのうち直させます。