さかざＫＩＤＳブログ

何人かのママから
「授乳中も新型コロナワクチン接種してもいいですか？」と聞かれた。
答えは「OK」
厚生労働省も、母乳中にワクチンの成分は検出されず、むしろ抗体が赤ちゃんに投与される点は有益で、授乳中でも、接種ができるとしている（詳しくはこちら）。

何よりも、授乳中のママが罹患した場合、子どもも濃厚接触者、またはコロナに感染。
一緒に自宅療養で外出できない。

それよりも、現在30代40代の方も重症化しており、子どもの面倒を見ることができない場合、陽性又は濃厚接触者のお子さんを誰が面倒を見るのかと言う問題に直面する。
パパが元気だったらよいが、パパもママも同時に入院した場合など、ほんとに大変。

そして、とても悲しいニュース。
親子3人で自宅療養していた家族で、ママの容態が悪化し亡くなられたとのこと。40代で基礎疾患に糖尿病があったそうだが、とても辛い。

また、新型コロナ感染して自宅療養していた妊娠8カ月の30代の妊婦さん。自宅で出血したが、なかなか搬送先が見つからず、そのまま自宅で出産。早産のため赤ちゃんの緊急の処置が必要で、病院に救急搬送されたが、助からなかった。

どちらも胸が締め付けられそうになる。

日本産科婦人科学会は、妊婦さんとその周囲の人のワクチン接種をすすめている（詳しくはこちら）。妊婦さんが罹患すると重症化しやすく、早産や妊娠合併症、胎児への悪影響のリスクが上がる。また、妊娠後期にワクチン接種すると、臍帯血の抗体が上昇し、産後の新生児を感染から守る効果があると言われている。

7月初めからワクチンが足りなくなって接種しにくくなっていた。
しかし、今は再び接種できるようになっている。

ご自分のため、可愛いお子さんのために是非ともワクチン接種を考えてほしい。
罹患したときのリスクと、ワクチンの副反応のリスク、
パパとママの世代では、今は明らかに罹患したリスクが大きすぎる。

明日から夏休みと学会をかねて京都へ行く予定だった。昨年11月にオープンしたばかりのHOTEL THE MITSUI KYOTOに宿泊するのをとっても楽しみにしていた。
しかし、この状況でさすがに行けずキャンセル。
自宅で、大人しくWeb参加。
日曜日は漢方薬のワークショップ。
東京、名古屋、大阪から発信。