2021年08月31日(火)
噛む
美味しいものは、柔らくてとろける。
食べ物をしっかり噛まずに食べるお子さんが多い。
噛むことのメリットは「ひみこのはがいーぜ」
「ひ」 肥満を防ぐ
「み」 味覚の発達
「こ」 言葉の発音がはっきり
「の」 脳の発達
「は」 歯の病気を防ぐ
「が」 がんを防ぐ
「いー」胃腸の働きを促進する
「ぜ」 全身の体力向上と全力投球
小さいうちから噛む習慣が大切。
孫っぴもしっかり噛めるように食育中。
きゅうりもヤングコーンももぐもぐ。
さらに、手羽元も上手に噛んでたべる。
孫っぴは、私のおうちのことを「じっか」って呼ぶ。
「じっか」にやって来て、もぐもぐ、ごっくん。
上手にできた!
噛まないと、顎の発育がうまくいかずに、口周りの筋力も衰え、口呼吸になりやすくなる。
口呼吸のお話しはまた今度。
Posted by さかざきひろみ at 15時19分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2021年08月29日(日)
妊婦さんも
妊婦さんとその周囲の方の、新型コロナワクチンの優先接種がやっとはじまった。
予約とりやすいのかな?
やっぱり争奪戦なのかな?
妊娠後期に新型コロナ感染すると、早産率が高まり、一部の方は重症化することが報告されている。
新型コロナに感染した妊婦さんの出産について、講演できいたことがある。
肺炎になって、低酸素になるので、おなかの赤ちゃんへの酸素が減って赤ちゃんもとても苦しい。
重症でなくても出産のときがとても大変。
場合によっては、帝王切開になることもあるらしい。
また、赤ちゃんが生まれてもママとふれあうと感染の恐れがあるので、ママには一瞬しか会えない。
その後は、14日間実際に会えないし、母乳をあげることができない。生まれてから一番いい時期に赤ちゃんと会えるのはWebでだけ。
とっても辛い。
ただ、新型コロナに感染した妊婦さんから生まれた赤ちゃんが、コロナに感染sる症例の方が少ないとのこと。
胎内感染はしにくいよう。
これも、産科や新生児科の先生方の努力のたまものかもしれない。
外来で、妊娠してるママに会う機会が多い。
ワクチンについて、質問されることもある。
何も聞かれなくても、ワクチンについてお話しすることも多い。
妊娠後期に新型コロナワクチン接種すると、実は赤ちゃんの抗体もあがり、赤ちゃん自身も守られる。
また、妊婦さんが感染する場合の約8割は、旦那様やパートナーからの感染らしい。この優先接種の機会に、妊婦の周りの方はぜひワクチン接種をお願いしたい。
妊婦さんは、ワクチン接種に不安があるかもしれないが、ご自身のため、何よりも生まれてくる赤ちゃんのために一度考えてみていただければと思う。
Posted by さかざきひろみ at 11時34分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2021年08月28日(土)
浜松に向けて [漢方薬]
福原先生とのコラボ講演。
本当は、浜松でハイブリッドの予定だった。
この講演が企画されたころは、8月にはコロナも落ち着いていて、浜松に行けるはずだった....。
うなぎ楽しみやった。エクシブの予約もしていた。
しかし、今が一番危険。
完全Web講演に。
自宅から配信するつもりだったが、前回の「音がでない事件」のこともあり、やはり何があるかわからない。
スタジオからの配信となった。
たった一人で自宅からより断然心強い。
福原先生の講演をそばで聞けてめっちゃ勉強になった。
「補剤から始める漢方治療」
補剤というのは、身体に足りないものを補う漢方薬のこと。
気が足りない➡補気剤 ㊶補中益気湯 ㊸六君子湯
水が足りない➡滋陰剤 136清夏益気湯(気と潤いを補う)
血が足りない➡補血剤 ㉓当帰芍薬散
そして、現在に大切なレジリエンス(しなやかな強さ)を手に入れるには、この補剤がとても役に立つとのこと。
福原先生も千福先生もいつも処方を限定してしっかりお話ししてくれる。たくさんの処方がでてきても、覚えられない。
これを私も見習うようになった。
私のはこどもの心シリーズ。
東京、大阪に続いて第3弾。
処方を限定して、72甘麦大棗湯、54抑肝散 99小建中湯、I柴胡桂枝湯 O半夏厚朴湯の6つについてお話しした。
最後に2人で質問に答えながら、クロストーク。
これが一番楽しい。
時間に限りがあるが、2人でエンドレスに話ができそうやった。漢方談義はつきない。
4月からずっと講演や執筆やdutyがいっぱいやったが、これでひとまずやりきった。次は小児鍼学会での講演。それまでは、さらに知識アップのために、いっぱい勉強しよう。
Posted by さかざきひろみ at 21時05分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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