2021年11月02日(火)
寒い?暑い?
朝夜冷えてたけど、最近はお昼はとっても暑い。
私が半袖でクリニックにいるけど、
赤ちゃんたち、モコモコだったり、ニットだったり。
抱っこひものなかで、赤ちゃんは汗だく。
11月なのに、あせもの湿疹がたくさん。
お子さんたちの着るものはなかなか難しいけど、
簡単に着脱できるようなものがよいかな。
とくに赤ちゃんは、大人より1枚少なめの方がよいことが多い。
それでも、朝が冷えるから、
朝からくしゃみ連発、鼻水たらたら。
鼻がつまるから、口呼吸になって、のどが痛い。
そんなお子さんが多い。
こんなとき、漢方薬がおすすめ。
透明の鼻水たらたらはR小青竜湯。
鼻水より鼻つまりが目立ち、頭痛もあるときは、A葛根湯加川芎辛夷。
どちらも、錠剤もあるので、年長のお子さんたちは錠剤を希望される。
小さい子でも漢方薬を飲める子もいる。
ただ、R小青竜湯は酸っぱ苦くてなかなか飲みにくい。
A葛根湯加川芎辛夷の方がまだましかな。
日本小児東洋医学会で、カルピスとAを混ぜるとチョコカルピスの味になると教えてもらった。
一度試してみなくては。
ちょっと前、朝に突然、
私もくしゃみがでて、鼻水たら〜。
「まずい、かぜか???」
かぜをひきこんで、咳がひどくなるのは何としてでも避けなくては。
朝の寒いときに症状がでたので、R小青竜湯を慌てて内服。さらにすぐに治したかったので、127麻黄附子細辛湯も一緒に内服。
身体がぽかぽかしてきた。
クリニックについてから、もう一度R+127。
なんと、昼には鼻水もすっきり。
これは、大野先生に教えてもらった竜附湯。
冷えがメインの鼻水のとき、Rでいまいちのときによいらしい。漢方薬は個人の免疫力をあげて、自律神経系も整えてくれる。
その後、主人も鼻水とくしゃみ連発。
彼は寒いと言ったので、やはりR+127を飲んでもらった。
彼も2回ほど内服して軽快。
寒気もよくなったらしい。
これは、麻黄の量が多くなるので、体力のない方は要注意。
ドキドキしたり胃にさわる人もいるかもしれない。
そんなときは、㊺桂枝湯+127麻黄附子細辛湯がおすすめ。
これは、寒い日の朝に良く飲む。
温かいお湯にとかして飲むとメッチャ美味しい。
ただ、これらは、どこかに冷えのある大人の漢方。
お子さんには、127麻黄附子細辛湯の出番はほとんどない。
朝のお掃除中。
いつもと椅子の位置が違って、立て並び。
なんか、汽車ポッポみたいで可愛い。
Posted by さかざきひろみ at 16時54分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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