2021年11月25日(木)
パパのスピーチ
先日、パパが主賓として結婚式に参加。
その、スピーチ。
○○君、○○さん、ご結婚おめでとうございます。
また、ご両家のご家族ご親戚の皆様心よりお祝い申し上げます。どうぞご着席ください。私は、ただいまご紹介に預かりました坂崎尚徳と申します。僭越ではございますが、私の方から一言お祝いのご挨拶をさせていただきます。
途中省略。
うちの嫁さんに「○○君の奥さんはほとんど家事をしてくれるそうやで。」と言うと、
「それはあかんわ、挨拶の時にしっかり家事をするように言っておいて。」と言われました。
私の所は、結婚して今年で33年目です。
嫁さんは同業者でクリニックをやっておりまして、いつも晩ご飯は作ってくれますが、私が帰宅する9時頃には就寝しています。
嫁さんを起こさないように静かにご飯を電子レンジでチンして、食後は流し台に放置された食器をすべて食洗機にかけます。嫁さんの分の洗濯物も一緒に洗って、風呂上がりに干して寝る生活です。
私としては家事を分担しているつもりですが、嫁さんからは「こっちは仕事もして帰ったら休む暇も無くご飯をつくって大変なのに、そっちはゆっくり帰ってきて食べて寝るだけ、本当に楽でいいね」といつも言われています。
確かに同じように仕事をしているのに当たり前のように育児も家事もしてきてくれた嫁さんには感謝しかありません。
しかし、その一方で、今までに何度となく、嫁さんからだめ出しの雷を受けて参りました。
大抵はこちらにも落ち度がありますが、理不尽なことも結構ありました。ただ、言い返すと何倍にもなって返ってくるので黙って我慢するしかありません。
そんな中、一年前に、嫁さんからこれ読んどいてと、一冊の本を渡されました。
「妻のトリセツ」という脳科学者の黒川伊保子氏が書かれた本です。ちなみに「夫のトリセツ」もありますので、結婚されている方これから結婚を考えている方も是非両方読んでみてください。
黒川さんによると、地球上の生物は、感性が真逆の相手を選ぶようで、神経質な人はおおざっぱな人、せっかちな人はのんびりしたひとといった元々性格の異なる者どおしが暮らすことになるようです。
これは、感性が違うほど、遺伝子は多様性を極め、子孫の生存の可能性が増えるからだそうです。また、女性脳と男性脳とは、ものの見方が異なり、男性が片付いていると思っていても女性は散らかしてと思うことが多々あり、女性のいらいらに繋がるようです。
この本を読むと、なぜ今雷が落ちたのか、どうしたら雷を回避できるかがわかるようになります。
ただし、本当に脳科学的に「いい夫」とは、全然雷を落とせない完璧な夫ではなく、時に妻の雷に打たれてくれる夫のことだそうです。つまり10発のうち5発ぐらい回避できれば良いとのことです。
○○さんは、決してこれには当てはまらないと思いますが、お互い相手のことを脳科学的に理解し、○○君には家事育児を率先してやっていただければ、さらに幸せな家庭を築けることは間違いないと思いますので、この本を贈呈させていただきます。
本日はおめでとうございます。心よりお祝い申し上げ、お祝いの挨拶とさせていただきます。
うーん、何か面白い〜。
Posted by さかざきひろみ at 18時14分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
サモサさん、こんばんわ。
共働きでなくても、家事育児はとても大変だと思います。
お仕事はいざというというはお休みできるけど、特に育児にお休みはありません。共働きでも、専業主婦でも家事育児は分担したほうがよいと思います。
でもイクメンパパもとても増えてきましたよ。
定年については、まだまだ実感ないかもです。
お仕事させて頂けるということを、とても感謝しています。
先生、今晩は。
ご主人様、あっぱれ。私がその場に居たならスタンディングオベーションです。本当にその通りですね流石ですね。
まるで小説を読んで聞かされているような気持にありました。
又お医者様でも共働きになると家事も分担になるのですね
定年を考えたりしますか先生は?
いつも楽しいブログをありがとうございます。