2021年06月10日(木)

神?? [クリニック情報]

先日受診した、高校生のKくん。
小さいときから、ずっと来てくれる。
よくかぜを引いていたけど、今は元気。
ただ、ダニアレルギーが強く、喘息やアレルギー性鼻炎でずっと内服と吸入治療を続けていた。
薬をやめると、呼吸機能やNOが悪化。
特に夏に冷房が始まると、くしゃみや咳がとまらない。

それで、3年前からダニの舌下免疫療法をはじめた。
彼は、まじめに忘れることなくキチンと続けている。

今は、吸入療法を減らしていっても、調子がよい。
クーラーの時期になっても大丈夫。
先日の彼の言葉は何と、
「ミティキュアは神や!とにかく、冷房が快適でしかない。」

皆が全員こんなに有効というわけではないけど、ほんとに治療をすすめて良かった、逆に私もめっちゃ嬉しくなった。

 そろそろスギの舌下免疫を始めるお子さんもふえてきた。
スギに関しても、「めっちゃええわ」という場合が多い。
5年ぐらい続ける必要があるけれど、ぜひお勧め。

 舌下免疫療法とは全く関係ないけど、年末にふるさと納税で頼んでいたあわびが、忘れた頃にやっと昨日到着。
でっかいあわびがなんと5個も。
さっそくアスパラと一緒にバター炒め。

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さらに、大好きなうな肝と水だこも。

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Posted by さかざきひろみ at 18時46分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2021年06月05日(土)

外来状況 [クリニック情報]

金曜日は、保育園の健診。
0〜2歳クラスはお休みが多い。
ここだけでなく、今はどこの保育園もそう。
「お熱で呼び出しで今日いったら半分ぐらいしかいませんでした」
「半分以上の子が熱で休んでて」と言われることが多い。

今は熱がさがっても、1日お休みする必要がある。
例えば、園で37.8℃で呼び出され、帰宅後に解熱してても翌日は経過観察のため1日お休み。
したがって休んでいるお子さんが多くなる。

まだRSウイルスが多い。
流行していなかった保育園では今頃はやっている。
なぜか幼稚園でも、検査するとでるよう。検査が多いから報告数も多く、感染症情報では過去最高の人数になっているとのこと。
 やっとRSウイルスが治癒してもまた熱がでやすい。
気道の炎症が残っているし抵抗力も落ちているのかもしれない。

 他には、熱が4−5日でて、咳がひどいかぜ。
RSでもヒトメタでもない。
血液検査も悪くない。
毎年、この時期このようなかぜがはやる。
おそらくパラインフルエンザかな。園の先生方は謎の発熱と言っていた。

どちらにしろ有効な治療法がなく対症療法になる。

そんなお話をすると、時々ママから
「じゃあ、ほっといたらいいんですか?」と言われる。
いやいや、ママたちは絶対ほっていない。

ぐずるお子さんを抱っこしたり、あやしたり、
水分を少しずつあげたり、検温したり。
予約してクリニックにも連れてきてくれる。
しかも夜は寝ないで看病されている。

有効な薬がないときは対症療法になるけれど、
本人の体力や免疫力、そして何よりも保護者の方の献身的な看護と愛情が一番大切。小児科医はその手助けを少ししているだけ。

先日も、RSウイルスで、上のお子さんがしんどくなって、やっと治ったころに、下の子が罹患。
ママは、きっと10日ぐらい大変だったに違いない。
2人とも回復したとき、本人たちの頑張りとともに、
「ママ、大変やったね。ほんまによく頑張った〜」

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今朝は、雨があがって百合がきれい。

Posted by さかざきひろみ at 15時40分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2021年06月01日(火)

ドキドキ..... [クリニック情報]

クリニックのワクチン予約や人数などは、すべてシステムで管理。
予約やキャンセルも患者さんがネットでいつでもどこでも行える。
接種間隔や、公費の年齢の管理などもすべてしてくれるので、とても便利。

普通は、ワクチンは発注したものはすべて納入できるのだけど、今回のような日本脳炎ワクチン、おたふくワクチンなどは、供給が十分でないので、本数の厳密な管理が必要。
それもシステムがしてくれる。

はずだったが........。

なぜかおたふくワクチンが在庫量をこえて予約できている。
4月下旬から6月下旬かけて○○本と設定していたのに、それ以上に予約が入っていた。

それが判明したのが、昨日の午後診察の途中。
「ひえー」とあせった。
6月中旬以降の人の分が足りない。
何でこんなことが起こるんやろう。
予約してる人には連絡しなくては......。
日本脳炎ワクチンも大丈夫だろうか。
システムの会社にも連絡しなくては.....。
外来に患者さんも待っている〜。
こういうときドキドキとあせってしまう。
落ち着いたらいいのに、それができない。
とにかくすぐに解決したい。

診療の合間に、システムの会社にメール。
また予約している患者さんにも謝罪のお電話。
ところが、電話が終わってしばらくして、卸会社から、来週にも納入できるとのこと。
あせらずに、翌日電話したらよかった。

そして、翌日なぜおたふくワクチンが在庫以上に予約が入ったのか判明した。
予約システムにはおたふくワクチンと登録されている。
私が在庫管理の締め切りにはおたふくかぜと登録した。
これで、「かぜ」がついているので、システムはおたふくとは別物と認識。結果、せっかく本数設定していたのに、おたふくワクチンは在庫本数と関係なくどんどん予約が入ってしまった。

結局、来週にもおたふくワクチンが入荷できるので、今のところ希望される方には接種できる。
日本脳炎ワクチンはきちんと管理されていた。

昨日の夕方のドキドキは何だったんだろう。
まあ、結果が良かったので、良いとしよう。

それにしてもワクチンが急に供給できないと言われて困ることは、ほんとに今まで何回あっただろうか。
これがいつでもキチンとしていたらいいのになあ。

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Posted by さかざきひろみ at 19時00分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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