2020年10月06日(火)
サンシャインビタミン
偏食のお子さんに、鉄欠乏貧血がとても多いのだが、他にもビタミンD欠乏も結構見つかる。
一番ひどかったのは、O脚でみつかった1歳のお子さん。すでにくる病を発症。このお子さんは母乳ばかりで、離乳食をほとんど食べなかった。もちろん鉄欠乏も酷かった。
そこまでいかなくても、疑わしい方には鉄やフェリチンとともに、ビタミンDを調べると、低いことが多い。
母乳はメリットが多くとても素晴らしいのだけど、残念ながら鉄やビタミンDが不足しやすい。
ビタミンDが欠乏するとどうなるのか
@骨や歯が弱くなる。筋力も低下。
A免疫力が弱くなって、感染症にかかりやすい。
Bアレルギーになりやすい。
C糖尿病やリウマチ性疾患、認知症のリスクになるという報告もある。
さらに腸内環境とビタミンDの関係も注目されている。
ビタミンDは、多くは日光(紫外線)によって体内で作られる。だから別名サンシャインビタミンともいう。食品から摂取することもできるのだが、その量は少ない。ちなみに、ビタミンDを含む食品は、サケ、マグロ、サバなどのお魚、牛レバー、チーズ、卵黄、キノコ類など。
お子さんたちが外で遊ぶ時間が短くなった。
また赤ちゃんも抱っこひもやベビーカーの中でほとんど日光にあたらないので、さらにビタミンD不足が問題になる。
最近は大人の方も、UV対策で日焼け止めをぬったり、日傘、長そでなど紫外線を避ける傾向にある。
特に女性は紫外線対策を厳密にするのでビタミンD不足になっていることが多いとのこと。
その女子が妊娠すると、お腹の赤ちゃんもビタミンD不足、また生まれてからも母乳の中のビタミンDが足りなくなる。
ママ自身も骨がもろくなってしまうし色々なトラブルをおこす。鉄だけでなくビタミンDもとっても大切。
ビタミンD不足の予防には、赤ちゃんにはBabyDがお勧め。うちの孫っぴも母乳栄養だったので、新生児のときから毎日飲んでいた。今は、日光に当たって、真っ黒に日焼けし、いっさい偏食がないので、飲まなくなった。
私自身も、紫外線が怖くて、UV対策しているのでビタミンDサプリを飲んでいる。
他に私の飲んでるサプリは、高濃度ビタミンC(リポC)、ロイテリ菌、たまに還元型コエンザイムQ10。あとは、その時の体調に合わせての漢方薬。
Posted by さかざきひろみ at 17時03分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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