さかざKIDSブログ

2021年05月16日(日)

日本小児東洋医学会WEBセミナー [漢方薬]

今日は、日本小児東洋医学会のWEBセミナー。
学会でのWEBでの試みは初めて。

画像(129x180)・拡大画像(462x640)

前もって、録音していたものを送っていたのだが、やっぱりライブで話したい。
そのほうが、思いが伝わると考えて、急遽ライブでお家から参加。事前打ち合わせがギリギリだったので、若干不安があったけど、なんとかスライドも共有できてうまくいった。

やっぱりライブがいいね。テンションがメッチャあがる。

山口英明先生の「こどもの発達支援と漢方薬」のお話しはめっちゃ勉強になった。

1)自閉症スペクトラムについて
症状は多彩なので、1剤より2剤を組み合わせたほうが効果があるとのこと。
甘麦大棗湯+83抑肝散加陳皮半夏
甘麦大棗湯+大柴胡湯去大黄
大柴胡湯去大黄+83抑肝散加陳皮半夏など
乳幼児期は向精神薬は使用しにくいが、漢方薬なら早期から処方できる。

2)夜泣きについて
甘麦大棗湯は日本では江戸時代から使われていたそう。
甘麦大棗湯、抑肝散加陳皮半夏、柴胡加竜骨牡蛎湯などの中から1剤を処方し、2週間後効果がなければ別の薬を追加するのがよいと言われていた。

3)子育て不安と漢方母子母子療法。
イライラと不安が強く涙部ぐむお母さんに抑肝散と、不安でたまらないときに頓服で甘麦大棗湯を処方されていた。
私もよく不安で涙がでてくる方に甘麦大棗湯を処方している。お子さんと一緒にママも治療できるのが漢方薬の素晴らしいところ。

途中、急に画面がダウンしたり、ほんとに色々あったが、終わってほっとした。蘭子先生お疲れ様です。
次は7月の懇話会。こちらは演者の先生が多いからもっと大変かも。今からどきどき〜。

Posted by さかざきひろみ at 16時07分   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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