2021年08月22日(日)
ワークショップもWeb [漢方薬]
日本外来小児科学会でのワークショップ。
初めて、WEBのみでにWS。
外来小児科学会での漢方薬のワークショップ、横浜、福岡、大阪、仙台、高松、福岡。今回はもう7回目。
今回は「プライマリケアに役立つ漢方薬の使い方 〜小児の睡眠の問題について〜」
関東、関西、四国、東海など色々なところから参加してくださった。皆さん、臨床がとっても好きということがお話ししてよくわかる。患者さんのことを一生懸命考えてはる。
そんな先生方とお話しするだけで、とっても楽しい。
子どもの睡眠については、なんといっても一番は睡眠衛生指導だと思う。その次に、投薬になるけど、お子さんには西洋薬はなかなか使いにくく、漢方薬の出番となる。
今回は、乳児、学童とわけて症例提示しながらお勉強。
やはり、メインは72甘麦大棗湯 54抑肝散 83抑肝散加陳皮半夏、99小建中湯。
他にも、年長児で疲れ切っている場合には103酸棗仁湯もいいと教えてもらった。
これは、今まで大人の方しか処方したことがなかった。
しかし、有効例があると効いたので、処方選択がさらに広がった。
あと漢方薬とは関係ないが、参加された先生方から、
発達のこと、姿勢のこと、くつが大切ということも教えてもらった。
靴があってないと、上半身の緊張が強くなって、頭痛がひどくなったり、肩こりがおこったりすることがあると教えて貰った。インソール外来や靴外来なるものもあるらしい。
そういえば、以前草鹿砥先生も足育の話をされていた。
不適切な靴選びで、重心が崩れて、姿勢も悪くなって体全体に影響する。そして幼少期の歪みが、成人期への問題になっていくとのことだった。
今日はサブリーダーとして参加したが、逆に色々なことを教えてもらった有意義なWSだった。
そして、ギリギリにもかかわらず、いつも完璧にこなす蘭子ちゃん、知識が豊富で何でも知ってるいずみーる、すごいわ。
私の自慢。
Posted by さかざきひろみ at 16時57分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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