さかざKIDSブログ

2022年09月22日(木)

いつもは、ぐっすりねているのであまり夢をみないのだが、
そんな私がたまに見る夢は、
試験当日なのに、何の勉強もしていない。
ダンスの舞台の日なのに、振りが全くわからない。
講演当日なのに、スライドが全くできていない。
クリニックに、スタッフが誰もこない。
 夢の中で、いつもめっちゃ焦っている。

夢は、レム睡眠でもノンレム睡眠でもおこるそう。
だけど、深い眠りであるノンレム睡眠中の夢は起きたとき覚えていない。
覚えている夢はレム睡眠でおこるらしい。
なぜ、人が夢を見るのかよくわかっていない。

脳内に溜まった過去の記憶や直近の記憶が結びつき、それらが睡眠時に処理され、ストーリーとなって映像化したものとも言われている。

外来で、
「怖い夢をみるから眠るのが怖い」という訴えのお子さんがいた。このお子さんは、夜になるとなぜか涙があふれるというので、72甘麦大棗湯を処方した。
これをを飲むと幸せな夢を見るらしい。
ちなみに飲まない日は、また怖い夢をみるとのこと。

夜になると72甘麦大棗湯を飲みたがるお子さんもいる。
その子も、これ飲んだら楽しい夢をみるらしい。

チックがあり、少し神経質、やっぱり怖い夢を見るから眠りたくないお子さんには、83抑肝散加陳皮半夏を処方。
このお子さんは、夢をみなくなって、ぐっすり眠れるようになった。

他にも悪夢を見る場合には、K柴胡加竜骨牡蛎湯や㉖桂枝竜骨牡蛎湯が有名。

漢方薬は睡眠の質をよくするので、夢見がよくなるのかもしれない。

私も幸せな夢を見なくてはと72甘麦大棗湯を飲んでみたが、何の夢もみなかった。
朝、すっきりしたので、きっと熟睡できたのかな。

Posted by さかざきひろみ at 19時32分   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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