2019年01月27日(日)

自家製

最近凝って毎日食べている物。そして、しょっちゅう作っている物。

自家製の米こうじ甘酒に豆乳ヨーグルトのトッピング。

YogurtiaSがあれば、どちらも簡単に作れる。

豆乳500mlに、ヨーグルト100mlを加えて、あとは40度で6時間セットするだけ。ほんとに簡単。あっという間にできあがる。

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発芽玄米十種雑穀入り甘酒も常備しておくと

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美味しいものできあがり!
今一番はまっている食べ物。美味しすぎてやめられない。実はパパも大好きなよう。

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Posted by さかざきひろみ at 18時41分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 1 )

2019年01月26日(土)

痛みの漢方セミナー [漢方薬]

土曜の夜は福岡の平田ペインクリニックの平田道彦先生の「痛みの漢方治療」
以前から、ネットの漢方スクエアでの連載がとても面白く大阪で講演されるときは絶対に聴きたいと思っていた。

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先生曰く、
「痛みの治療は、西洋医学的には限界がある
痛みは単なる神経や筋肉の症候だけでなく、元気になることが大切。西洋医学は痛い部位だけを見ている。漢方治療はその日との全身と心身を診て治してくれる」

今回の講演で学んだこと
@患者さんの寒熱を見極める
  西洋薬は冷やす薬しかないが、痛みが長い人は冷えている人が多い。そんな場合は温める漢方が必要。

例えば膝の痛みなら、熱があるときは越婢加朮湯+桂枝茯苓丸加ヨクイニン。
冷えがあるときは、桂枝加朮部湯。
水っぽくて冷えているときは、防己黄耆湯+麻黄附子細辛湯。

A循環障害(お血)があるかどうか
 桂枝茯苓丸加ヨクイニンなどの駆お血剤を加えるのもポイント。ヨクイニンはむくみをとったり、塊をなくす作用がある(消腫軟堅作用)

B治打撲一方の話。

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これは、平田先生が一番よく処方されるとのこと。
打撲、骨折などの外傷性に私はよく使っていたのだが、骨関節の変形の痛みにも効くそう。しかも、この薬はお腹に圧痛点がある。
小児科領域ではもっとたくさん処方できる機会がありそう。

C頚椎症関連の痛み
 葛根湯+桂枝加朮附湯がよいことが多い
 他のところが痛いが、頸椎がからんでいることもある。

D交感神経過緊張の痛み
 なかなか治りにくいときは、長期の痛みのために交感神経が過度に緊張している。→加味逍遥散、抑肝散、四逆散など。舌があまり出ない人は抑肝散、舌をべろーっと出す人は加味逍遥散。まじめで舌が黄色い人は四逆散。

ストレスが多いお子さんもこれがあてはまることがある。
実際ひどい頭痛で抑肝散や柴胡桂枝湯がよかったケースも多い。

E腰痛
 急性か慢性か、元気なのか弱った人なのか、冷え、いつ痛くなるか、期間、年齢など色々なポイントに応じて処方を提示された。

F五十肩
 二朮湯だけで治るのは20%。
 冷えてるときは附子または桂枝加朮部附湯を加える
 熱がある人は越婢加朮湯を
 胃腸が悪そうなときは六君子湯
 お血があるひとは桂枝茯苓丸を加える。

 ほんとに1人1人様々な工夫が必要のよう。

整形外科など色々な病院にいってもどこも悪くないといわれて、鎮痛剤と湿布だけ。それでも本人は何年も苦しんでいる。そんな辛い長年の痛みが、平田先生のところで、あっという間に治ってしまう。
患者さんの動画も見せて貰い、皆さんほんとに嬉しそうで私まで嬉しくなった。年配の方の痛みはほんとに複雑で私には難しい。だけど、お子さんの場合は、そこまでこじれたものはないので、漢方薬が役立つことも多い。

Posted by さかざきひろみ at 20時42分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2019年01月22日(火)

平日の夜も [漢方薬]

先週木曜日は、千福先生の漢方セミナー。
平日の夜は、早く眠りたいので、勉強会には行かないことのほうが多いのだが、千福先生のは別格。

今回は、最初におおたこどもアレルギークリニックの大田先生のお話。
「表裏で考える小児ウイルス感染症」

太田先生はウイルス感染を中医学的に分析。ほんとにすごい!
その後は、実際に症例提示をされてわかりやすいように説明して下さった。
お子さんの熱、まだ寒気があるときは温めて治すので、辛温解表剤の麻黄湯。しかし来院時は、すでに暑がっていることが多い。その場合は冷やさないといけないため辛涼解表剤の升麻葛根湯がよいとのこと。

実際私は寒気がなく、熱が目立って真っ赤になっているときは白虎加人参湯を使っていた。これも身体を冷ます薬。

ただ、白虎加人参湯はもう少し病気が進んだ状態なので、かぜの初期に熱をさますのは升麻葛根湯がいいかもしれない。めっちゃ勉強になって、講演後も色々と大田先生に教えてもらった。ありがとうございます。

そしてメインは千福先生のお話。
「アレルギー疾患〜花粉症・アトピー性皮膚炎・喘息など〜」
花粉症は水毒になっているので、冷たいものを飲むと症状は悪化する。漢方を飲むときもお湯にといてちびちび飲んだ方がBESTと言われていた。
鼻汁型は小青竜湯、鼻閉型は麻黄附子細辛湯。
これはきっと大人の場合。
お子さんで鼻閉がひどいタイプは葛根湯加川きゅう辛夷や越婢加朮湯。

あとアレルギーを治すのには消化機能をよくする、腸内細菌叢を整えることが大切。
小建中湯や黄耆建中湯がいい。
古典には小建中湯は「栄衛の不和を調う」と書いてあるらしい。これは栄養と免疫を良くすると言う意味。
確かにそのとおり。

何より千福先生のお話しはパワーがあって元気がある。
会場全体が千福オーラに包まれる。
何だか心と身体に良い気が流れているよう。

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今回は藤谷先生と板金先生もご一緒させて頂いた。
お席も近くで色々話ながら(すみません)講演を聞いてたので、とても楽しかった。
最後に千福先生と記念写真。

Posted by さかざきひろみ at 18時49分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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