2020年05月02日(土)

外来状況 [クリニック情報]

5月、GWに突入。
GWの合間の外来が、こんなにゆったりしているなんて、小児科医になって初めて。
こんなに感染症が少ないのも初めてかも。
ほとんどが定期のお薬。
あと急に暖かくなったので、湿疹が悪化して掻きむしっているお子さんが多かった。

学校や幼稚園もお休み。
保育園もいつもの1/2-1/3ぐらいとのこと。
風邪が流行する要素も全くない。

皆、stay homeで頑張っている。

そんな中、少ないながらもお熱が出るお子さんもいた。
感染性胃腸炎、溶連菌感染症、突発性発疹、ヘルペスウイルス歯肉口内炎、川崎病など。
熱のあるお子さんや、咳のあるお子さんへの診療は隔離室で完全防備。その着脱に時間がかかってしまう。
私なんか大したことないのに、コロナの患者さんに対応されている方々はどれほど大変だろう。

あとオンライン診療も増えてきた。
まだ慣れていないので、色々手間取ったり、かえって時間がかかってしまう。スタッフもあちこち連絡したり、処方箋薬局、患者さんへのお手紙書いたり、事務手続きでばたばたしている。それでも、今の時期、感染予防としてオンラインのほうが安心かもしれない。
私もお家でリラックスしているお子さんの姿をみることができるのがとても新鮮。

明日からGW。さて何をしよう。
@本の執筆
 学会や講演会で忙しいときのほうが、アイデアが次々浮かび仕事がはかどる。なぜか時間があると作業がすすまない。
今25000字、でもまとまってない。だけど頑張って仕上げなくては....
A運動は必須
 だらだらして、脂肪が増えるのだけは避けたい。
 keikoとレーニングは必ず毎日2本以上。
 さらにランニング。4日間で最低20km。
Bお洋服の断捨離
 新しいお洋服を買いにいけないのが悲しいけど、今あるのを綺麗に並べよう。
C漢方薬コーナーの整理
 ここがひどすぎるので、何とかまとめたい。

せめてこの4つはやりたいが、@はもう少し時間かかりそうかなあ.....。
とにかくStay Home!

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Posted by さかざきひろみ at 20時15分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2020年04月30日(木)

カラフル

孫っぴの初節句。
どんな兜がいいのかなと考えていたら、お店もしまってしまった。ネットではいまいち。
せめて鯉のぼり。これも、迷っていた。
お庭に飾れる大きいのがいいのか?室内で飾るべきか。
でも、なんかあの「鯉」っていうのがピンとこない。
そんな時、ネット検索していて、とっても素敵なのを見つけた。

マダムモーの鯉のぼり。何と made in France
カラフルで、とっても素敵な色あい
しかもオーガニックコットン。

とってもたくさんの種類があるので、どの色にしたらいいかめっちゃ迷ったあげくこの組合わせ。
遠くから見るとこんな感じ。うちのリビングにもマッチしている。

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真っ先に孫っぴに見せてあげたら嬉しそう?
お腹にのせて、腹筋すると顔をあげると彼の顔があるので、とっても頑張れる。
ずりばいのスピードが速くなったと思ったら、立たせたらしっかり立位。婆の特訓。

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孫っぴと腹筋

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立った??


もうひとつカラフルと言えば、蘭子ちゃんにもらった軍手。
彼女は、電車に乗る時は、必ずこれをはめているらしい。
しかも、Suicaはペタッとせずに少し浮かしているとのこと。皆、いっぱい対策しているのね。
カラフル軍手可愛いねっていったら送ってくれた。めっちゃ嬉しい。そして、私もIcocaを浮かしてみたらちゃんと通れた。ピタッとしなくて通れるって知らんかった。

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Posted by さかざきひろみ at 19時05分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2020年04月28日(火)

こころにも漢方 [漢方薬]

ずっとお家で、ママもお子さんもだんだん心が疲れてくる。
お子さんも、イライラしたり、不安がったり、他にも赤ちゃんがえりしている、怖い夢をみて泣いているなど。
ママは胸がつまる、ドキドキする、心配で心配で不安など。
さすがに、私は精神安定剤を処方できない。
そんな時、漢方薬でよければとお話ししている。
特にお子さんにはいいかもしれない。

お子さんの場合

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72甘麦大棗湯の処方のキーワードは不安、泣き虫、あくび。
構成生薬は小麦、大棗、甘草ですべてが食品からできている。脳内のセロトニンを増やし心を落ち着かせてくれる。味もとても飲みやすい。パニック発作にも有効。
54抑肝散は、まさに名前どおりに肝の虫、イライラを抑えてくれる。怒りがある、キーキー泣く場合に有効
83抑肝散加陳皮半夏は抑肝散に胃腸機能を整える陳皮と半夏が加わっている。抑肝散よりちょっと虚弱タイプ、食が細いタイプにいい。
99小建中湯は小児の聖薬といわれるほど、お子さんにとっても良いくすり。消化管を温めて、胃腸機能を回復させ、こころとからだの緊張をとってくれる。しかも風邪をひきにくくなる。うちの孫っぴも大好き。

大人の方の場合

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137加味帰脾湯は心の参耆剤ともいわれる。朝鮮人参と黄耆が含まれているので、身体も元気にしてくれる。心配すぎて体が弱って眠れない人にはぴったり。
㉔加味逍遥散は、気のめぐりと血のめぐりをよくしてくれる。生理前のイライラ、肩こり、便秘なんかにもいい。ストレスがいっぱいの方にぴったり。
O半夏厚朴湯も気のめぐりをよくしてくれる。気の流れがどこかで停滞したときに、それを回復させてくれる。今のどや胸が詰まると訴える方が多い。のどが詰まる感じがして、咳チックになっているお子さんにも有効
K柴胡加竜骨牡蛎湯はストレスが強く動悸がする。でもそのストレスにたちむかって頑張っているタイプ。
㉖桂枝竜骨牡蛎湯も、動悸が強い、怖い夢をみて眠れない場合にいい。こちらはKと違って、ストレスにたちむかう体力も気力もない場合。

漢方薬はいろんな場面で役に立つ。
こころに有効な漢方薬には、上記以外にもほんとにいっぱいある。
うまくいったら心もおちつく。
心が弱っていると身体も弱ってしまう。
まさに、心身一如。今の時期、大変だけど、心も身体も元気にして乗り切っていきたい。

Posted by さかざきひろみ at 16時42分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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