2025年04月08日(火)
百日咳
さらに百日咳が増えている
ほとんどの方が、赤ちゃんのときに三種混合ワクチン、四種混合ワクチンを接種しているけれど、5.6歳で百日咳の抗体が低下して、その後罹患してしまう。大人の報告例も。
大人や年長児でも苦しい咳が長期間続くことが多い。
ただ一番怖いのは、生後6ヵ月未満の赤ちゃんたち。
いきなり無呼吸になったり、肺炎や脳症を合併することもある。
この子達を守るために、オーストラリアや欧米では妊婦へのワクチン接種や、家族全体での追加接種(コクーン戦略)が行われている。
百日咳について
潜伏期間:1−2週間。
感染経路:飛沫感染
症状:
カタル期(1−2週)風邪の様な症状で軽い咳がでる。
この時期に百日咳とは診断されにくい。
痙咳期(2−4週)咳がかなりひどくなる時期
連続した咳のあと、ヒューっと息を吸い込むのが特徴。
夜に咳がひどくなることが多い。
咳をしたら呼吸が苦しく息が止まりそうという訴えもある。
回復期(2週)少しずつ咳がおさまってくる。
咳の期間がとっても長い。
診断方法
発症から3週間以内なら、鼻の検査(LAMP法)。
鼻の奥を綿棒でごしごしするのでちょっと辛い。
ただ、すでにクラリスなど処方されていると陰性になることもある。
血液検査で百日咳抗体(PT-IgG抗体は発病後2週間から上昇し、3〜4週間後には100EU/mLを超えることが多い。)
治療
マクロライド系の抗生物質投与。
しかし、痙咳期になってからだと有効性がおちて、できたらカタル期に処方したいのだが、その時は診断がつきにくいので悩ましい。
また、最近ではマクロライド耐性の百日咳が増えている。
実際に大阪でも耐性株が分離されている。
その時は、ST合剤が有効。
とにかく百日咳は予防が一番。
生後2カ月からのワクチンは定期接種なので、もちろん。
その後任意接種で、年長さんのとき、また年長児のDTワクチンの代わりに三種混合ワクチンをお勧めしたい。
とにかく百日咳は予防が一番。
生後2カ月からのワクチンは定期接種なので、もちろん。
その後任意接種で、年長さんのとき、また年長児のDTワクチンの代わりに三種混合ワクチンをお勧めしたい。
今日は、4月8日。お釈迦様の花まつり。
たねやさんで、本日のみ限定のお菓子「五泉」
五種の餡を包んだ求肥に五色に染めたそぼろをまぶしている。
両親の仏前にお供えしてから、お抹茶といただく。
見た目もお味もとっても良い。
Posted by さかざきひろみ at 19時25分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2025年04月06日(日)
帰ってきた
まごっぴが名古屋から大阪に!
土曜日は新しい保育園の入園式。
ママと参加したあと、爺と婆とでお食事会。
残念ながらパパはお仕事とのこと。
ランチは中華料理。
いつものように、まごっぴの方が私よりたくさん食べる。
デザートはマンゴープリンで、みゃくみゃくちゃんと記念写真。
ちょうど桜まつり。
お花のブランコで。
婆みょうりにつきる。
近くになったので、これからいっぱい遊べる。
次は、人生ゲームのお約束。
Posted by さかざきひろみ at 18時55分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2025年04月05日(土)
新しい [クリニック情報]
4月からクリニックで新しく、
腹部・心エコー、心電図、ホルター心電図、マスター負荷心電図の検査ができるようになった。
勤務医の時のエコーは、重くて大きなイメージがあったけど、
今はこんなに小さくて軽い。
新しい機器はとても綺麗。
学校の心臓健診もこれらがあれば大丈夫。
これはマスター負荷心電図のステップ台。
上り下りして、前後で心電図の検査をする。
ステップ台は、わりと段差がある。
しばらく上り下りしてみると、結構よい運動。
出番があるまでは、私のトレーニングアイテム。
新しく、ホームページ用のお写真を撮影。
坂崎尚徳先生、山本百合先生。
宜しくお願いいたします。
Posted by さかざきひろみ at 19時46分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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