さかざKIDSブログ

2021年09月28日(火)

お腹まわりが.....

コロナ禍で、お子さん達も自宅にいることが多い。
クラブや運動もできない時期もあった。
久しぶりにお会いするお子さんたちが、急に成長してびっくり。
体重が1年で10kg増えていることも。

身長1cmにつき1kg以上は増えすぎ。
体重はそれほど増えてないが、お腹まわりがすごくなっている。
幼稚園や小学生のお子さんのお腹がつかめる。

小児肥満(6-15歳)のメタボリックシンドロームの診断基準
@腹囲75cm以上または、腹囲/身長が0.5以上
A中性脂肪120mg/dl以上またはHDLコレステロール40mg/dl未満
B収縮期血圧125mmHg以上または拡張期血圧70mmHg以上
C空腹時血糖 100mg/dl以上

この中の@番、腹囲が身長の半分以上の子が多い。
これは、女の子より男の子が圧倒的に多い。

血液検査で脂肪肝の子もいる。
小学生低学年では、血液検査に異常がでないことも多いが、この@番が続くと、確実にメタボリックシンドロームになるし、動脈硬化や糖尿病になってしまう可能性も増えてくる。
小学生5年生で2型糖尿病になった女の子もいた。

最近はゲームばかりで運動をしない傾向。
そして、美味しいものがあふれている。

1週間の運動時間が60分未満は
中学生男子で9.3%、女子が31.1% 
小学生男子で10.5%、女子24.2%もあった。

運動しないと、筋力が低下し、末梢循環が低下、循環血液量も減少し、結果自律神経が乱れてしまう。
乱れるとより運動できない。

食事が乱れ、さらに運動しないと、自律神経が乱れる。
すると、朝起きれない、頭痛、腹痛、はきけ、倦怠感などの不定愁訴がでてくる。

肥満につながる食行動は
早食い、朝食をたべない、夜食・だらだら食い。
生涯の食習慣は幼児期からの食習慣に起因していることが多いらしい。
スナック菓子、ジュースやアイスはほんとに砂糖の塊。
ジュース飲まないと言っていたお子さんがいたが、
よく聞くと、イオン飲料や野菜ジュース、果汁100%は身体によいと思って飲んでいた。これらも砂糖の塊。
子どもはすぐに甘いもののとりこになってしまう。
家庭におかないのが一番。なかったら飲めない。

健康には、規則正しい生活が大切。
適度な運動、バランスのよい食事、質の良い睡眠が一番。

画像(180x240)・拡大画像(480x640)

Posted by さかざきひろみ at 10時22分   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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