2021年09月25日(土)

久しぶりに [クリニック情報]

新型コロナワクチン接種で、久しぶりに会うお子さんたち。
中学生や高校生。
私がそのお子さんたちに、一番よくお会いしていたのは、保育園や幼稚園のころ。
風邪を引いたりして、しょっちゅう来てくれていた。

電子カルテの備考欄は、幼稚園や保育園の名前のまま。

先日は、16歳の高校生になった○○くん。
「わあ、○○ちゃん、大きくなったね。
カルテでは、○○保育園のままやのに・・・」

顔には小さい頃の面影がある。
だけど、身体はもう私よりも大きくなってる。
ほんとに素敵な高校生。

はにかんで、にこって笑ってくれるから嬉しい。
いい子に育ったね〜。

うちのクリニックももうすぐ17年目。
その前に、近くの掖済会病院に5年ほどいたので、
西区にすでに22年。

小さかった○○くんや○○ちゃんが、パパやママになって赤ちゃんを連れてきてくれることも多い。
私には、孫っぴ以外にも、孫がたくさん〜。

今週の外来は、またRSウイルスが少し。
今年の春に流行しなかった保育園で増えているよう。
春にRSに罹患したお子さんたちが、風邪をひいてぜーぜーと喘息症状で来院される。
過去に喘息があったけど、薬なしで調子よかったのに、急に発作が出るケースも。
この時期は喘息がでやすいので、要注意。
あとは、ずっと便秘が多い。

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Posted by さかざきひろみ at 16時32分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2021年09月23日(木)

お彼岸に

令和3年の秋のお彼岸は9月20日(月・祝)から9月26日(日)までの7日間。
父のお墓には、孫っぴと娘も一緒に。
孫っぴは、ちゃんとお墓にお辞儀している。
今日は義父の霊前にお参り。

お彼岸の中日にもかかわらず今日も真夏日。
ニュースでは、行楽地に大勢の人。
新型コロナの患者さんは減少傾向だが、あの人ごみでは、また2週間後に増えそう。
第6波が来るかどうかは、わからんけど、安心できない。

今のうちにワクチンをなのだが、
大阪市から、ワクチン供給は10月で終了と言う連絡がきた。

国からの追加供給がない限り、11月以降の配送はないとのこと。
12歳になったらワクチン接種したいというお子さんたちもいるのだけど、11月にワクチンが供給されないということになると、接種してあげることができない。

これは、大阪市だけなのだろうか?
他の都道府県はどうなのだろう。

ワクチンといえば、インフルエンザワクチンについても聞かれることが多い。
昨日、やっと少し情報があったので、おそらく10月中旬には接種開始ができそう。
しかし、本数がまだはっきりわからないので、実際の予約開始日や詳しいことはもう少しだけお待ちください。

火曜日は中秋の名月だったけど、満月見れなかった。
毎年、めっちゃ楽しみにしてたのだけど。
雲の合間から、少しだけお月さまの光。

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お月さまのひかりだけ。

新しいお庭の照明たち。
ミッキーとプーさんは可愛くて生協で購入。

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Posted by さかざきひろみ at 17時06分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2021年09月21日(火)

補完食

日本外来小児科学会でのオンデマンド配信。

「離乳食」から「補完食」へというシンポジウム。
ライブでも聞いたが、面白かったので、もう一度オンデマンドで拝聴。

離乳食でなく、母乳で足りない栄養分を補うと言う意味で補完食と言う言葉がいい。
赤ちゃんは生後半年で、ママからもらった貯蔵鉄がほとんどなくなる。母乳に含まれる鉄はとても少ない。その補完のために鉄がたくさんふくまれる栄養のあるものを食べることが必要

でも、補完食がなかなかすすまないお子さんが多い。
せっかく、出汁からとってお子さん専用にわざわざ時間をかけて作ったけど、全然食べてくれないと悩んでるママも多い。

一般の離乳食の本はたいてい最初は
「10倍がゆをひとさじから」と書いてある。
しかし、母乳やミルクは脂肪が多くカロリーもしっかりある。そんな高脂肪食を飲んでいるお子さんにいきなり、味のうすい水分ばかりの10倍がゆを与えても食べるはずがない。

もっと栄養のあるものがいい。
お粥からでなくてもいいそう。
ご飯や野菜だけでは栄養がたりない。
肉、卵、チーズ(MEC)などしっかりタンパク質や脂肪をふくんだ栄養のあるものをあたえたほうがいい。
レバーペーストもお勧め。

そして、こどもの発達にあわせてすすめるのがよい。

いきなり、スプーンで無理に押し込まれるのは、発達とのミスマッチ。
まずは、食べ物に興味をしめして、手をのばす。
口にいれてなめる。そこからはじめる。
手づかみ食べが大切だと話されていた。
一般の離乳食の本には、手づかみ食べは9カ月からと記載されているが、実は生後5-6ヵ月でも自分で食べることができる。

そして、なんといっても家族みんなで楽しく食べる。
食べることは楽し-いって赤ちゃんに伝えたい。

あと、とても興味深かったのは国立成育医療センター大矢先生が、別のシンポジウムで話されたこと。
乳児期の離乳食に多種類の食物を食べたほうがアレルギー疾患(喘息、食物アレルギーなど)になりにくい。
離乳食の種類が多いほど、Treg細胞の働きが強くなるそう。Treg細胞というのは免疫応答を抑える機能を持ち、アレルギー疾患などを引き起こす過剰な免疫応答を抑制してくれる。

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乳児期から色んなものをバランスよく食べるというのはほんとに大切なこと。
もう一度離乳食のことを勉強しなくてはと本も購入。

ライブでは孫ぴとお世話しながらの視聴だったので、聞き逃しがたくさん。オンデマンドでもう一度勉強できた。
これが、Web配信の学会のメリット。

Posted by さかざきひろみ at 17時52分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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