2021年09月02日(木)
口呼吸
よく噛まないと、顎の発育がうまくいかずに、口周りの筋力も衰え、口呼吸になりやすくなる。
また、アレルギー性鼻炎などで鼻がつまると口呼吸になる。
口呼吸になるとデメリットがたくさん。
@かぜをひきやすい
鼻のような加湿、空気清浄機のような効果がないため、空気の汚れやウイルスがダイレクトに気管に入る。
A虫歯、歯周病、口臭の原因になる
口の中が乾燥して、唾液が減少。
B睡眠を妨げる
睡眠時無呼吸症候群を引き起こす原因になることもある。質の良い睡眠がとれなくなり、日中、ボーっとしてしまったり集中力がなくなることも。
C酸素の摂取量が落ちる
鼻呼吸に比べて酸素の摂取量が低下。脳に十分な酸素が供給されず集中力が低下。代謝も低下するため肥満になりやすい。
C歯並びや顔の形にも影響
口呼吸を治すために、「あいうべ体操」!
これは、口の周りの筋肉の筋トレ。
「あー」と言いながら大きく口を開ける。
「いー」で口を横に。
「うー」で口をすぼめる。
「べー」で思いっきり舌を出す。
これを1日30セット。この体操は小顔効果も。
クリニックで、ずっと出番のない眠っているおままごとセット。
もったいないから、お家に持って帰った。
孫っぴ大喜びで、今日は、孫っぴとおままごと。
Posted by さかざきひろみ at 19時37分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2021年08月31日(火)
噛む
美味しいものは、柔らくてとろける。
食べ物をしっかり噛まずに食べるお子さんが多い。
噛むことのメリットは「ひみこのはがいーぜ」
「ひ」 肥満を防ぐ
「み」 味覚の発達
「こ」 言葉の発音がはっきり
「の」 脳の発達
「は」 歯の病気を防ぐ
「が」 がんを防ぐ
「いー」胃腸の働きを促進する
「ぜ」 全身の体力向上と全力投球
小さいうちから噛む習慣が大切。
孫っぴもしっかり噛めるように食育中。
きゅうりもヤングコーンももぐもぐ。
さらに、手羽元も上手に噛んでたべる。
孫っぴは、私のおうちのことを「じっか」って呼ぶ。
「じっか」にやって来て、もぐもぐ、ごっくん。
上手にできた!
噛まないと、顎の発育がうまくいかずに、口周りの筋力も衰え、口呼吸になりやすくなる。
口呼吸のお話しはまた今度。
Posted by さかざきひろみ at 15時19分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2021年08月29日(日)
妊婦さんも
妊婦さんとその周囲の方の、新型コロナワクチンの優先接種がやっとはじまった。
予約とりやすいのかな?
やっぱり争奪戦なのかな?
妊娠後期に新型コロナ感染すると、早産率が高まり、一部の方は重症化することが報告されている。
新型コロナに感染した妊婦さんの出産について、講演できいたことがある。
肺炎になって、低酸素になるので、おなかの赤ちゃんへの酸素が減って赤ちゃんもとても苦しい。
重症でなくても出産のときがとても大変。
場合によっては、帝王切開になることもあるらしい。
また、赤ちゃんが生まれてもママとふれあうと感染の恐れがあるので、ママには一瞬しか会えない。
その後は、14日間実際に会えないし、母乳をあげることができない。生まれてから一番いい時期に赤ちゃんと会えるのはWebでだけ。
とっても辛い。
ただ、新型コロナに感染した妊婦さんから生まれた赤ちゃんが、コロナに感染sる症例の方が少ないとのこと。
胎内感染はしにくいよう。
これも、産科や新生児科の先生方の努力のたまものかもしれない。
外来で、妊娠してるママに会う機会が多い。
ワクチンについて、質問されることもある。
何も聞かれなくても、ワクチンについてお話しすることも多い。
妊娠後期に新型コロナワクチン接種すると、実は赤ちゃんの抗体もあがり、赤ちゃん自身も守られる。
また、妊婦さんが感染する場合の約8割は、旦那様やパートナーからの感染らしい。この優先接種の機会に、妊婦の周りの方はぜひワクチン接種をお願いしたい。
妊婦さんは、ワクチン接種に不安があるかもしれないが、ご自身のため、何よりも生まれてくる赤ちゃんのために一度考えてみていただければと思う。
Posted by さかざきひろみ at 11時34分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
【 過去の記事へ 】