2020年07月28日(火)
ソーシャルディスタンス [クリニック情報]
久しぶりのクリニックのお誕生会。
5月は全員で話すこともできないので、プレゼントを渡すだけだった。
今回は、ソーシャルディスタンスを保って、Happy Birthday!もちろん無言。
近くに行くときは、マスク着用。
今日の主役は、5月ひとりと7月のふたり。
うちの子たちは可愛いー。
久しぶりのホールケーキ。
ケーキ屋さんから、「こんな時期に購入して頂いてありがとうございます」というメッセージつき。
いつもお昼ごはん、バラバラに食べるけれど、今日はソーシャルディスタンスで一緒に。声をあまりださないほうがよいので、みんな黙ってたけど、ちょっとピクニックみたいで楽しかった。
Posted by さかざきひろみ at 19時33分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2020年07月26日(日)
鼻じゅ-
孫っぴが保育園に入園して1ヵ月。
恒例の保育園での風邪の洗礼。
鼻水じゅるじゅる、鼻がつまってぶーぶー。
園での集団生活をすると、いろんなウイルスに次々感染して、鼻水、咳、お熱が日常茶飯事となる。次々風邪をもらうので、鼻水はおそらく2-3ヵ月続く。
彼は、鼻水以外は元気いっぱい。
鼻水はさらさらのときもあるが、どちらかというと、ねばっこくて、黄色。
こんなときはA葛根湯加川芎辛夷の出番。
かなり苦いが、彼はミルクに混ぜると美味しそうに飲む。さらに夜鼻がつまって眠れないときは㉘越婢加朮湯。まだこれをつかうほどはひどくない。
西洋薬の鼻水を止める薬の抗ヒスタミン剤は、鼻水をとめて、鼻閉がひどくなるので、お勧めでない。特に2歳未満は禁忌ともいわれている。
うちでは、ベビーミストと電動鼻水吸引器のメルシーポットも大活躍。
ベビーミストの中に入っているのは、生理食塩水で人間の体液とほぼ同じ濃度となので、だから鼻に入れても痛くない。
鼻吸引の前に、シューとするだけで、いつもよりたくさん鼻水が吸引できる。
メルシーポットは医療用のと同じぐらいのパワフル吸引力。
しかもデザインも可愛くて軽いので持ち運びにも便利。
また鼻吸引のノズルも鼻腔にぴったりフィット。いい感じだ。
しかし、これは固定が大切。
たいていのお子さんは嫌がって逃げてしまう。
孫っぴも、あの電動の音を聞くだけで「うえーん」
しかし、スパルタばばは、足で顔と身体を固定し、片手で腕を固定し一気に「鼻じゅー」
普通は、こんなことはできないので、お家では2人がかり(1人が固定、1人が鼻吸引)でしてね。
その後は、とってもすっきり。
顔も、鼻水でかぶれてたので、しっかりステロイド軟膏塗布。これで、お鼻もお肌もぴっかぴか。
すっきりしたあとは、階段にチャレンジ。
Posted by さかざきひろみ at 18時35分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2020年07月25日(土)
焼きとりに注意 [クリニック情報]
外来で、最近気になるのは細菌性胃腸炎。
いつも、暑い時期になると増えてくる。
そういえば、先日の理事会でもキャンピロバクターによる細菌性胃腸炎がめっちゃ多いと言われていた。どうも焼鳥屋さんが怪しい。テイクアウトも注意したい。
小さいお子さんが焼鳥屋さんに行くというのもびっくり。
そこで、ささみのたたきやら、鶏肉の炙りを食べたとか。
また焼きとりでも、完全に火をとおすと、きっとカチカチになって美味しくない。美味しくて柔らかいのは、中まで完全に火が通っていないと考えたほうがよい。
胃腸が強い大人は、胃酸で殺菌できるが、小さいお子さんは菌が腸まで届き、細菌性胃腸炎をおこしてしまう。
テイクアウトの焼きとりの場合は、自宅でしっかり電子レンジでチン。菌は75℃1分で殺菌できる。
カンピロバクター以外にも病原性大腸菌やサルモネラもある。お腹が痛くて下痢をしてほんとにしんどそう。
腸炎だけで治ったらよいが、色々な恐ろしい合併症もある。
以前、カンピロバクターによるギランバレー症候群を経験したことがある。下肢からだんだん上行性に神経麻痺が悪化した。あっという間に、呼吸筋麻痺をきたし、人工呼吸器が必要になった。
サルモネラも、腎不全や急性脳症がある。
病原性大腸菌O157では、溶血性尿毒症症候群で、透析したケースも経験した。
大人の方は自己責任だから仕方ない。
しかし、お子さんには気を付けてあげてほしい。
鶏肉、牛肉、生卵には十分に注意してね。
とにかく食中毒は予防が一番。
Posted by さかざきひろみ at 19時54分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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