2023年07月27日(木)

花火!

天神祭りの花火。

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4年ぶりに開催されるとのこと。
嬉しいことに、観覧チケットをいただいた。
パパも、なんとか18時に間に合った。

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素敵なホールで、美味しいディナー。

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船渡御では、大川にたくさんの船。

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花火の真ん前のベランダ席で観覧。

19時30分から21時まで。
だんだん花火の迫力がアップ。

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目の前に飛び込んでくる花火はとても素晴らしい。

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余韻のままに、当日はホテルに宿泊。
残念ながら、お仕事があるのでホテルの朝食はキャンセル。
翌朝の花火のあとの、大川沿い。
残念ながらゴミだらけ。
それぞれが、気を付けたらいいのだけど。

Posted by さかざきひろみ at 19時15分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2023年07月25日(火)

㉔加味逍遙散 [漢方製剤]

24番、かみしょうようさん。
ストレスまみれの女性の味方の漢方薬。
月経前のイライラ、頭痛、肩こり、動悸など色々な症状に有効なので、出番がとても多い。
更年期障害にもとても有効。

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逍遥というのは、あちこち歩きまわるという意味なので、逍遥散は、色々な症状があって、それが移り変わるような症状に有効と言われている。
加味逍遥散は、逍遥散に山梔子と牡丹皮を加えたもの。
山梔子はかっかしたのを抑える作用、牡丹皮は血の巡りをよくする作用。
他にも、当帰、芍薬などの血の巡りをよくする生薬も入っているので、月経関連トラブル、とくに月経前のイライラに有効。
しかも自律神経調節作用のある柴胡が入っているのも特徴。

とにかく気血水のすべてに対する生薬がバランスよく含まれている。

とくに子育て中のママは、家事や育児に休みがなく、仕事をされている方も多い。ストレスが多くイライラして、いろんな症状がでてしまう。
そんな時、漢方薬が味方になってくれることも多い。

Posted by さかざきひろみ at 17時53分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2023年07月23日(日)

小児思春期の頭痛 [漢方薬]

先日の小児漢方懇話会での、頭痛のお話。
『小児・思春期の頭痛の特徴と治療
  ★片頭痛診療における「非薬物療法」の重要性
  ★頭痛診療は「漢方」の活躍の現場である!?』

頭痛の有病率は小中学生は5-20%と増加傾向。
 特に思春期年齢では、10%。過敏性腸症候群も10%。

片頭痛も緊張型頭痛もあるが合併していることも多い。
片頭痛はちょっとしたことで、頭の中の血管が過剰に収縮して拡張して炎症をおこす
緊張型頭痛は身体的、精神的ストレスにより筋肉のこりでおこる。

頭痛治療はまず正確な診断
それから@非薬物治療が一番大切
         いきなりすぐに鎮痛剤はよくない。
 つぎにA鎮痛剤(アセトアミノフェンイブプロフェン)
    B予防的薬物治療 

非薬物療法
@生活習慣の改善 早寝早起き 朝ごはん
A寝不足はもちろんだめだけど、寝すぎもよくない。特に長い昼寝はよくない。
B誘因をさける スマホパソコンゲームなどのブルーライト制限
合併症のコントロール(アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、虫歯など)
C肩こり・筋緊張型頭痛のコントロール(頭痛体操、マッサージ、適度な運動、姿勢)
 合谷(ごうこく)、肩井(けんせい)、風池(ふうち)のマッサージ。
 荒木先生の頭痛外来では、全員に頭痛体操、合谷、肩井、風池のマッサージを指導されているとのこと。
頭痛体操のパンフレットはこちら

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治療で大切なこと
@急性期治療薬の内服タイミング
   鎮痛剤やトリプタン製剤は少し痛いぐらいで飲む とても痛くなってからは無効
Aブルーライト制限
   難治性の思春期慢性連日性頭痛、特に朝起きられずOD傾向、不登校を伴なった症例では、特に夜間のブルーライト制限 (スマホ、ゲーム、パソコンなど)が最良かつ最短の治療であるケースが存在する。
Bアレルギー性鼻炎の治療
   小児の片頭痛の患者さんのアレルギー性鼻炎の合併率は70.5% (普通は35-40%)
C学校対策
   治療薬の内服のタイミング 保健室利用、日光があたる窓際の席はさける。

予防治療は頭痛が週2回以上月10回以上の場合。
 小児には、アミトリプチンか五苓散を処方することが多い。

小児思春期片頭痛緊張型頭痛に合併しやすい体質
 アレルギー性鼻炎 副鼻腔炎 神経発達症 不安神経症 OD うつ 不登校 IBS

体質として、光音臭い過敏 気圧気候変化に過敏 車酔いしやすい(乗り物酔いの合併頻度59% 普通は13-25%) 飛行機での耳痛 人ごみ閉鎖空間日が手 熱中症や脱水傾向に弱い 消化管過敏がある。

この体質改善に漢方薬が有効である可能性あり。
 第1.2選択薬 五苓散(低気圧で誘発)
 第1.2選択薬 呉茱萸湯(視覚前兆あり)
 第3選択薬  六君子湯 半夏白朮天麻湯 桂枝人参湯
 薬物使用過多 抑肝散 抑肝散加陳皮半夏
 月経関連頭痛 当帰芍薬散 加味逍遙散 桂枝茯苓丸

ちなみに筋緊張型頭痛の予防は、
 頸部のこりがあれば、葛根湯。
 肩こりストレスがあれば、柴胡剤
 こりがなく、精神的ストレスがあれば、抑肝散、四逆散など。

でも、一番は薬でなくて生活習慣の改善とのこと。

Posted by さかざきひろみ at 19時47分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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