2024年06月08日(土)
外来状況 [クリニック情報]
外来では、手足口病が多い。
大阪市の感染症情報でも手足口病が急上昇。
熱がでてすぐだと、まだのどにも手足にも水泡がでてないことが多い。
もしかして明日発疹がでてくるかもとお話しすると、翌日手足にぶつぶつが出てくることが多い。
のどに水泡があって、手足口病かもとお話ししても発疹がでてこないのはヘルパンギーナ。
同じウイルスで、どちらにでもなる場合がある。
基本的には、どちらも夏風邪ウイルスで、有効な薬はない。
ただ、のどに水泡ができてしまうので、のどが痛い。
それでも少しずつ水分がとれるか、経口摂取ができるかどうかが大切。
どちらも解熱して、食欲が回復したら登園できるけど、感染力は2-3週間ある。したがって、感染のおそれはあるけど登園可能という変な証明書になってしまう。
実際に、登園許可証を必要としない園のほうが多い。
大人はうつりますかとの質問もよくある。
ウイルス感染なので、やはり罹ることもある。
大人の人のほうが、しんどそう。
高熱で手足の水泡がめっちゃ痛痒いらしい。痛くて歩くのが辛いっていうママもいた。
他には、マイコプラズマ感染症。
そして、熱が5−6日続いて、咳もひどくなる風邪などが多い。
4月から保育園や幼稚園のお子さんたちは一生懸命、色々なウイルスと戦っている。
百合が今年も満開!
Posted by さかざきひろみ at 19時10分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2024年06月06日(木)
第74回日本東洋医学会学術総会 in OSAKA その2 [学会]
6/2の日曜日は、午前と午後に講演。
その前に、小児科の一般講演。
蘭子ちゃんといずみーるが座長。
そして、人気講師オールスターズ?の
「漢方講演、伝えたいこと」
これは、思いっきり楽しく講演させてもらった。
講演中、演台で踊ってみた??
総合討論。途中で、N先生とF先生のすごく熱いバトルが。
間にはさまれていて、熱い思いがたくさん伝わってきた。
でも、とっても楽しいセッションで笑いもいっぱい。
そして、午後は「小児心身の漢方治療」。
奥見先生にメンバーに選んでいただいて、感謝がいっぱい。
4つの講演が、無事に終わってほっと一息。
運営本部からぬけだして、ちょっと休憩。すみません。
まだまだ、先と思っていたけど、もう終わってしまった。
まさか、東洋医学会の総会で講演できる日が来るなんて。
ほんとによい経験をさせていただいた。
次は7月7日の懇話会。
そして、新たな本の執筆。
9月の外来小児科学会、そして、10月の日本小児東洋医学会の会頭。
するべきことがたくさんありすぎて......。
忙しいことに感謝。
まだ先のようでも、どれもあっという間かな。
Posted by さかざきひろみ at 18時39分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2024年06月04日(火)
第74回日本東洋医学会学術総会 in OSAKA その1
5/31(金)〜6/2(日)の3日間。
大阪国際会議場にて。
とっても大変だったけど、とっても楽しかった。
土曜日午前は、小児漢方と鍼灸のコラボレーションでの座長。
小児鍼灸では、めっちゃ有名な尾崎先生とご一緒させて頂いた。
総合討論では、小児針の実技もあって、とっても盛り上がった。
座長のお仕事は、セッションがうまくいくように、時間管理や質問などなど。自分が講演するよりも、緊張。
そして、午後からはビギナーズセミナー。
会場は、12Fの特別会議場。
円形のとても素敵なところ。
座長の新見先生と。
懇親会でのサイン会??
今回の一番は、なんといっても漢方界の大御所、寺澤捷年先生とお話ができたこと。
和漢診療学の創始者の先生。
お声も素敵で、手も暖かい。
リアル寺澤先生は、なんかすごいオーラ。
シュウコ先生と一緒にたくさんのパワーをもらえた。
この本も、たくさん読んだし、今もよく見る。
もちろん千福先生とも。
その2に続く.....
Posted by さかざきひろみ at 16時18分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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