2021年09月07日(火)
濃厚接触者
「学校で1人新型コロナの患者さんがでたので心配で」と相談されることも多い。
同じ学校で患者さんが発生した場合は、
濃厚接触者に該当するかどうかは、
保健所が、患者さんや家族から聞き取り調査をする。
マスク着用の有無、接触時間の長さ、距離の近さ、空間の密閉度や患者の症状などから状況に応じて総合的に判断。
そのため、同じクラスで患者さんが発生したとしても、濃厚接触者になるとは言えない。
今は保健所が大変で調査がすすまないため、聞き取り調査を学校側がしているところもある。
ちなみに濃厚接触者とは、簡単に言うと
新型コロナウイルス感染症の方と症状がでる2日前から、
マスクなしで
1m以内の距離で
15分以上の接触があった場合。
濃厚接触者になった場合は14日間の健康観察期間が必要。
PCRが陰性であっても、原則外出してはいけない。
もちろん、通学、通勤も控えないといけない。
しかし、最近よく聞くのは、PCRが陰性だったから、友達と外食した。その後、発熱がわかって、新型コロナウイルス陽性。当然お友達は濃厚接触者で、検査すると陽性になってしまったというケース。
くれぐれも濃厚接触者の方はPCR陰性でも約14日間はお家でゆっくりしてね。
また家族が濃厚接触者になった場合でも、PCR検査陰性、また症状がない場合は、その家族は濃厚接触者ではない。
濃厚接触者が発症して初めてその家族は濃厚接触者になる。
したがって、家族は普通どおりなのだが、家族に濃厚接触者がいると、色々制限されるところもあるらしい。
あとワクチンを2回接種していても、今のところ家族が新型コロナに感染すると濃厚接触者になり14日間の隔離生活となってしまう。
感染しないのが一番だが、濃厚接触者になっても大変。
まだまだ、しっかりした感染対策が重要。
Posted by さかざきひろみ at 16時32分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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