2022年10月04日(火)
今度の [漢方薬]
新刊は、「フローチャートコロナ後遺症漢方薬」。
フローチャートシリーズの16冊目!
ほんとに新見先生はすごい。
あっという間に執筆されたそう。
しかも、多くの先生が知りたい内容でもある。
アマゾンでもベストセラー1位。
サブタイトルは「あなたも今日から診療できる」。
コロナ後遺症外来は、どこも予約がいっぱいでとても大変らしい。実際、コロナ後遺症については、よくわかっていないし、標準治療や治療薬もわかっていない。
専門外来に受診することが必要というわけでなく、せめてかかりつけの先生が漢方薬を処方してくれたら、喜ばれる患者さんも多いと思う。
実際、漢方薬が有効なケースも多いらしい。
この本では、症状別に色々な漢方薬を選択できるようになっている。
新見先生の一押しは、加味帰脾湯かな。
他にもコラムも勉強になる内容がたくさん。
コロナ後遺症に注目されている「Bスポット療法」についても簡単に説明されている。
この本は国立精神・神経医療研究センターのコロナ後遺症外来を担当されている高尾昌樹先生が監修されている。また、フローチャート慢性腎臓病漢方薬を執筆された日本鋼管福山病院の透析センター長の和田健太郎先生との共著でもある。
お子さんは後遺症は少ないけど、大人の方は多い。
内科の先生にはぜひお勧めの1冊。
Posted by さかざきひろみ at 19時32分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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